ディズニーランド・パリ("Disneyland Paris" )は、フランス・イル=ド=フランス地域圏のパリ近郊の都市マルヌ=ラ=ヴァレにあるリゾート施設群。日本独自に「ディズニーランド・リゾート・パリ」と表記している例もある。ヨーロッパで唯一の「ディズニーリゾート」。カリフォルニア(アナハイム)、フロリダ(オーランド)、東京(浦安)に次ぐ世界で4番目の「ディズニーランド」として、1992年に「ユーロディズニーランド」(現在のディズニーランド・パーク、名称の変遷については後節参照)が開園。次いで2002年には2つ目のパークとして「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」が開園した。ウォルト・ディズニー・カンパニー本社とフランス政府などが出資する合弁会社ユーロディズニーSCAが所有し、直接の経営を行う。SCA社の運営については、ウォルト・ディズニー・カンパニーの4つの事業部門の1つであるウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツ (WDPR) が所管している。世界のディズニーリゾートではウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、上海ディズニーリゾートに次ぐ広大な敷地を有するが、開園以来業績不振が続いており、厳しい経営状態である。しかし近年は入場者数の伸びも見られ、一時より改善の傾向にある。ディズニーランド・パリは以下の施設から構成される。リゾートの最寄駅はマルヌ=ラ=ヴァレ=シェシー駅。RER A線の終着駅で、TGVやタリス、ユーロスターも乗り入れており、パリ、シャルル・ド・ゴール国際空港を始め、ヨーロッパ各地から直接アクセスが可能。その他各地からのシャトルバスも多数運行されている。ディズニーランド・パリおよびパークは開業以来繰り返し名称を変更している。当初、「ユーロ」の語を冠したのは、ヨーロッパ全域のひとたちのためのパークであることを強調しようとしたためであり、東京ディズニーランドが、当初「オリエンタル・ディズニーランド」の名称で開業する予定であったのと似ている。しかし、「ユーロ」の語は、ヨーロッパ地域の人にとっては、ビジネス、通貨、商業といったイメージと結びつけて感じられがちな言葉であることが分かり、世界の中でも魅力的な街である「パリ」の名を前面に押し出した名称に変更することとなった。その後、2つ目のパークである「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」の開園に伴い、リゾート全体の名称にのみ「パリ」を冠し、1つ目のパークからは「パリ」を取ることとなった。ただし、現在でもカリフォルニアのディズニーランドと区別するため、1つ目のパークを「ディズニーランド・パリ」と呼ぶのが一般的である。
出典:wikipedia
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