小名浜駅(おなはまえき)は、福島県いわき市小名浜にある福島臨海鉄道の貨物駅。福島臨海鉄道の中心となる駅である。東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に際しては、高さ2メートルを超える津波に襲われて壊滅的な被害を受けた。小名浜までの運転再開は2012年(平成24年)2月1日のことであった。東日本大震災後の復興事業に伴い、駅を移転させる工事が進められ、2015年(平成27年)1月13日より約600メートル西側に移転した新しい駅での営業を開始した。出発式は1月23日に実施された。旧駅跡地は防災機能を備えたショッピングセンターが建設されている。これにより泉から小名浜までの営業キロはそれまでの5.4キロメートルから600メートル短縮されて4.8キロメートルとなり、宮下駅に接続していた専用線は小名浜駅接続に改められて、宮下駅が廃止となった。2015年の駅移転後は、面積約4.6ヘクタール、コンテナホーム1面2線を含む5線に機関車検修庫、貨車検修庫、鉄骨造り2階建ての本社、倉庫2棟がある。駅移転に際して専用線の再編が実施され、東邦亜鉛小名浜製錬所への専用線が宮下駅発着から当駅発着に変更され、東邦亜鉛の車扱貨物列車を当駅で扱うようになった。かつては、日本化成小名浜工場への専用線があった。この専用線は工場内を経由し隣の宮下駅まで繋がっていた。また、駅南の小名浜港の埠頭へ続く構外側線もあった。構外側線からは、埠頭にあった倉庫や宇部三菱セメント、太平洋セメントの小名浜サービスステーションへの専用線が分岐していた。太平洋セメント専用線からは、内原駅へのセメント輸送が行われていたが、2000年3月に廃止された。
出典:wikipedia
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