


ケネス・マッケンジー・クラーク(、1903年7月13日-1983年5月21日)は、英国の美術史家。一代貴族のクラーク男爵、メリット勲章勲爵士(OM)、コンパニオンズ・オブ・オナー勲章勲爵士(CH)、バス勲章ナイト・コマンダー勲爵士(KCB)、イギリス学士院フェロー(FBA)。ロンドン生まれ。オックスフォード大学トリニティ・カレッジで美術史を学び、1931-33年アシュモリアン博物館の美術部門の部長、1933年、30歳でナショナル・ギャラリーの館長となり、1946年オックスフォード大学の教授となる。1950年退任、54年に独立テレビジョン公社の会長に就任。レオナルド・ダ・ヴィンチの研究が専門だが、美術に関するテレビを通しての啓蒙活動でも知られ、多くの著書がある。日本でも多数訳されている。1969年、一代貴族の「カウンティ・オヴ・ケントにおけるソルトウッドのクラーク男爵(Baron Clark of Saltwood in the County of Kent)」に叙され、貴族院議員となる。主著である『ザ・ヌード』では、西洋美術史における裸体表現を「naked(はだか)」と「nude(裸体像)」という区別を通して、理想的形態についての見解を示している。
出典:wikipedia
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