公益財団法人がん研究会(がんけんきゅうかい、Japanese Foundation for Cancer Research)は、1908年(明治41年)に創立された日本初のがん専門の研究機関である。「がん研」は、日本におけるがん研究及び治療機関の最高峰の1つとして知られている。がん治療においては、国立がん研究センター病院と共に日本屈指の医療機関。がん研究会のシンボルマークは「蟹」であるが、これは癌を英語で「cancer」といい、癌と同時に蟹座を意味する言葉であることに由来する。名誉総裁には常陸宮正仁親王を迎えている。「がん撲滅をもって人類の福祉に貢献する」という基本理念をもとに、当時の日本の政財官学界の重鎮であった青山胤通、山極勝三郎、渋沢栄一、桂太郎が中心となって創立した(発足時は旧字で「癌研究會」)。高松宮妃や、後に東大総長に就任する長與又郎等の尽力により、1934年(昭和9年)に、がん専門の研究所と病院を開設した。2005年(平成17年)に、長年拠点としていたが手狭となった癌研究会付属病院(上池袋・最寄り駅は大塚)から、広い臨海地区に新設した最新の設備を有するがん研究会有明病院(東京都江東区有明)に移転し、引き続き、日本のがん研究、診療の一大拠点となっている。病院の移転と供に研究所も同じ場所に移転している。また、有明地区への移転と同時に国内有数の緩和ケア病床(≒ホスピス)を新設し、終末期医療に対する取り組みも先進的なものとなった。2011年(平成23年)から公益財団法人に移行し、同時に名称を「癌研究会」から「がん研究会」に改めた。以下の組織で構成されている。
出典:wikipedia
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