リラックマ("Rilakkuma" )は、サンエックスでコンドウアキによってデザインされたキャラクターである。2003年(平成15年)9月に、第1号グッズの販売を開始。商品コンセプトとしては、リラックマの生活を再現した「○○シリーズ」という形式がとられている。例えば、初期の代表シリーズとして「アウトドアシリーズ」がある。これは、キイロイトリに「タマニハ ソトデ アウトドアデモシロ」と言われ、部屋の中で寝袋に入って気分だけアウトドアしている様子を再現したものである。そして、居候であるクマ。それが、リラックマ…また「リラックマキャラバン」と称し、各地のゲームセンターやキデイランドにリラックマの着ぐるみが現れるイベントもあり、ファンとの交流も多く行われている。ラテン文字表記については、当初は"Relaxuma"と表記されたこともあったが、2012年現在は"Rilakkuma"にほぼ統一されており、商標登録も"Rilakkuma"で行われている。ここでは、原作者の人物紹介での表現をふまえ「〜らしい」も使う。尚、ここでは原作者が考案したキャラクターのみを紹介する。カオルさん宅にある日突然やってきて居候させてもらっている着ぐるみのクマ。背中にはファスナーがあり、水玉模様の布地がのぞくことがある。(着ぐるみの裏地も水玉模様の布地がついている。)半開きのファスナーと水玉模様は、絵本「リラックマ生活」シリーズのカバーを飾っている。また着ぐるみにはポケットもついている。その中身や正体はわからなく、年齢はない。苦手な季節は夏。絵本などでは、たまに河童や兎、牛など、クマ以外の着ぐるみを着ているらしいシーンも描かれる。また、普通の色(茶色)ではなく、灰色の着ぐるみを着たこともあり、絵本ではマスカラとチークを使って、お化粧をしているイラストもある。なお、クマの着ぐるみは購入しており、予備がいくつかあり時々洗濯して干している。縮んだり古くなったりし、コリラックマにアップリケをつけられるなどのいたずらをされることもある。しかし頭の部分は、着ぐるみなのかどうなのか、予備があるのか洗っているのか、わからない。耳は寝癖がつき、自在に耳は動かせ、掃除機に吸われたり、強風で耳が取れたりすることもある。好物は団子、ホットケーキ、オムライス、プリンなど。辛すぎるものは苦手。寝たりゴロゴロすることも多く、カオルさんの黄色いビーズクッションがお気に入り。趣味はテレビ鑑賞、音楽鑑賞、温泉など。音楽はクラシックなど、ゆったりした音楽を好むよう。名言は「あくせくしたってはじまりませんぜ」「できるなら ず〜っとダラダラしていたい」「まあ ごゆるりと」などがある。キイロイトリと、カオルさんに話しかける際は、基本的に敬語(丁寧語)で話す。独り言も丁寧語、コリラックマにも丁寧語である。一人称は「ワタシ」である。耳の部分がカステラで出来ていると嘘をつき、コリラックマとキイロイトリに耳に噛み付かれたことがあるが、後で嘘だと白状した。そして、再度同様の嘘をついた際、耳にバニラエッセンスをふりかけ、その匂いで信じ込ませようとしたこともある。その後、リラックマの耳に蝶やセミやトンボが良く止まるのを見て、キイロイトリが「ナンデデキテルノ?」と聞いてきた時に、「カステラですってば。」と答えている。喜んだり悲しんだり、カオルさんに怒られたのか半泣きだったりもするが、決して怒りの感情をあらわにしないキャラクター。2006年(平成18年)秋には3周年記念で実物大ぬいぐるみが限定発売され、体長は165cmであることが明らかにされた。カオルさんが家で飼っているペットの鳥。リラックマが居候をはじめてから、自分でカゴから出てくるようになった。散らかしてばかり食べてばかりのリラックマとコリラックマのせいか、掃除などの家事をこなすが、コーヒーを点てるのが苦手。大変几帳面できれい好きだが、ややせっかちなところもある。喜怒哀楽がはっきりしておりよく怒っているが、器用ではっきりものを言う世話役であり、決してやつあたりをしない。自分のピンチには解決や助けを待ち、静かに耐えている。イヌやネコが怖い様子で逃げ回ったり隠れたりしている。いわゆるツッコミ役である。ダラダラしているリラックマをよく叱咤しており、リラックマの相変わらずの怠けぶりに困っている。とはいえ、リラックマと一緒にリラックスしたり、コリラックマにいたずらされたり喧嘩したり、一緒に遊んだりしている姿も、よく描かれる。本人は「トベルモン」と主張しており、いつも足でかけずり回っているが、2011年のローソン「春のリラックマフェア」のイラストでは蜂にコスプレし、飛んでいるイラストが描かれており、飛ぶことはできるようである。貯金、掃除などが趣味。何かに感動すると、「ワア」と言うことが多い。蓋付きガラスびんを貯金箱にしている。リラックマが現れてからは、カオルさんにも頼りにされているらしく、家の中で自分に対する一番の理解者だと思われている。掃除中に見つけたコインを貯金するのが何よりも楽しみである。カオルさんから掃除のお駄賃ももらうこともある。掃除をしているときにタンスの隙間から、「いつもありがとう」というメッセージが書かれた紙の上に、500円玉があるのを見つけた時は、「カオルサン」と涙を流しながら、その500円玉を磨いていたこともあった。。ほかの楽しみは、座っているリラックマを山に見立てて、「くまのぼり」をすることと、2本の頭の毛をお手入れすること。原則、セリフはすべてカタカナ表記になっている。よく本を読んだり勉強したり、チャレンジしたり、練習したりしている。カゴから出るようになってからは、トリの友達もいるようである。よくコリラックマにイタズラされる。背中にマジックで落書きされたり、あひるのラジコンで追い回されたりと、かなり散々な目にあっているようだ。コリラックマによるとその理由は、イタズラに対する反応がリラックマよりも抜群にいいかららしい。「リラックマ生活(3)」はキイロイトリが主役の絵本であり、題字に×印が引かれ「トリダヨリ」となっている。見開きごとにキイロイトリのメッセージが書かれていて、そのほとんどが読み手を励ましてくれるような内容になっている。またこの絵本のイラストから、リラックマたちとの生活の中でのキイロイトリの几帳面さや喜怒哀楽ぶりを楽しむことができる。2004年(平成16年)8月に新キャラクターとして登場。どこからともなくやってきた、白い謎だらけのクマの子。キイロイトリによって「小さなリラックマ」→「コリラックマ」と命名された。幼い子供のようである。イタズラ、特に落書きが好き。やんちゃで、リラックマやキイロイトリが被害にあう。リラックマが寝ている時に落書きしたり、背中のファスナーを勝手に下げ、リラックマの耳や頬を引っ張ったりして、リラックマに「こらこら」などと怒られることもある。また、エイプリルフールの日に、キイロイトリの髪の毛をテープで後ろに貼り付けるといういたずらをしたこともある。ままごとのように、キイロイトリを抱いたり世話をやいたりする。意地っ張りなところがあり、遊びに夢中になり夜を徹してのめり込んだりする。普段は一言もしゃべらないが、いちごシリーズでハート型のいちごを見つけたときに「あった」と言ったり、森のリラックマシリーズでリラックマにリンゴを渡すとき「ハイ」と言ったり、最近はわずかだがしゃべるようになってきている。 リラックマの言葉を真似することもあり、例えばリラックマが「あくせくしたってはじまりませんぜ」と言うとコリラックマが「ませんぜ~」と真似をする。他にも、リラックマが、「まさにデリシャス~」と言うと、「シャス~」と真似をする。見た目はクマのようだが、胸には赤いボタンがついており、本物のクマではないらしい。ただし、リラックマの様な背中のファスナーはついていない。リラックマから「きみはどこのくまくん?」と聞かれており、もともと知り合いでもないらしい。好物はイチゴ、リンゴ、サクランボ。実はイチゴの甘さを見分けられるらしい。泳いでいる金魚の動きをピタッと止める特技も持っているようだ。アヒルのラジコンや、ペンギン(ヤンチャナマイニチシリーズで登場)とバク(おやすみシリーズで登場)のぬいぐるみ、イモムシのおもちゃを手に入れ、気に入っている様子。趣味に音楽鑑賞があり、見た目にそぐわない激しい曲を好むようである。音楽を聴くときにはヘッドフォンで聴くことが多い。また、ピアノも弾けるようである。割った卵をボウルに入れることができないらしい。「だらだらファンブック」では、遊びやイタズラには熱心な点を引き合いに、「その集中力を生かせば、料理だってきっと上手に!!」とコメントされている。フーセンガムを噛んで膨らませることも苦手らしい。羊(おやすみシリーズ)やウサギ(ヤンチャナマイニチシリーズ)、牛(お外でゴロンシリーズ)の着ぐるみを着用することもあり、毎年末に販売される「印刷するだけ年賀状20○○年」(主婦と生活社)では干支の着ぐるみをリラックマやキイロイトリと共に着用する年賀状が用意されている。また、お風呂に入るときはピンクの水玉模様のシャワーキャップを、イチゴを摘みに行くときは赤い頭巾を被っている。東京都内で働く25歳のOL。一人暮らし。絵本の冒頭の詩や、紹介でその文章やシルエットから明らかにされるだけで、リラックマのイラストに登場しない。いきなり現れたリラックマに最初はとまどったが、その癒し系キャラから気がついたら世話をやいていた。リラックマのリクエストのせいで卵料理の腕が上がった。コリラックマ達に羊の着ぐるみを作ってあげるなど、なかなか器用なようである。リラックマと同時にその存在が表現されることはないが、絵本で一、二度、カオルさんの声でリラックマがたしなめられたりしかられたりしているように解釈できるシーンがある。以下の、リラックマグッズの専門店が存在する。尚、サンエックスの他のキャラクターのグッズも販売されている。サンエックスの新キャラクター、すみっコぐらしをプラスしたショップ。2009年現在、累計市場(全商品の総売上)は1000億円。サンエックスが発表したキャラクターとしては、「たれぱんだ」(1999年〜2000年の2年間で700億円)を凌ぐ市場規模となり、ロングランのヒットキャラクターとなった。2009年現在、アイテム総数は約1万点、うち自社キャラクターは800種。ライセンシー契約は120社。関連書籍の総売上は273万部。2005年7月、『リラックマ生活』は34万部、『だららん日和』は26万部、『トリダヨリ』は22万部を売り上げ、シールブック2冊は計30万部を売り上げている。『リラックマ ここにいます』(コンドウアキ、主婦と生活社、2015/11、ISBN 9784391146967)リラックマ生活-各巻とも、巻末にコンドウのあとがき的なコメントが載っている。歌詞は、「♪今日のおやつは何がいいかな?また独り言言っている…♪」となっており、リラックマと生活するように聞こえる。各種のグッズ・関連商品展開が行われている。以下、主な例。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。