Euro Truck Simulator 2(ユーロトラックシミュレーター2 略称:ETS2)は、チェコのSCSソフトウェアが開発・販売するドライビングシミュレーションゲームである。『Euro Truck Simulator』の続編。2012年10月19日に発売。2013年1月にはValve CorporationのSteamでダウンロード販売が開始されている。前作『Euro Truck Simulator』に比べてグラフィック面・挙動面・収録都市の大幅な向上が図られ、実在するメーカーのトラックが多数収録されている。また、本作からは日本語に対応している。同年9月には、東欧の都市を追加したダウンロードコンテンツ『Going East』がリリースされた。中央ヨーロッパ地域を中心に、欧州地域をセミトレーラーで走行し、交通法規を守りながら荷物を目的地まで輸送する事が目的である。本作では、まず拠点都市を選択し、最初にトラックを購入するまでは、既に荷物を繋いだ状態でトラックを運転する「クイックジョブ」をこなしていき、トラックを購入する代金を稼いで行く形で進行していく(修理代・燃料代は荷主負担。なお、前作では、最初から予算範囲内でトラックを購入する)。仕事をこなして行くうちにスキルが上がって行き、引き受けられる荷物の輸送距離が長い仕事や、危険物などの報酬の高い荷物を運べるようになる形式となっており(前作では、各国へ行くには営業権を購入し、危険物のスキルも別途代金を支払う必要があった。また、クエスト要素が廃止されている)、無事故で運送を終えると多くの報酬とスキルを獲得する事が出来る。なお、交通違反やNPCの車への接触を起こすと、ペナルティとして所持金から罰金を徴収される。資金を貯めて自前のトラックを購入すると、より報酬の高い荷物が選択できる「フレイトマーケット」が選択出来るようになる。こちらは、前作のように自分で荷物を取りに行く必要があり(よって、現在地に近い都市を選択する事が原則となる)、燃料・有料道路代金・トラックの維持費も自己負担となる。自前のトラックは改造が可能であり、前作ではRGBでのカラーの変更とエンジンチューンのみだったのに対し、本作ではあらかじめ用意されているペイントパターンや、MODによるスキンへ変更出来る他、(後々アンロックされる形でパーツが増加して行くものが多いが)ライト類のアクセサリー類を装備出来るようになっている。加えて、キャビンタイプの変更とエンジンの換装なども行えるようになっており、下位グレードのトラックを購入しても、後々アンロックにより同車種の上位グレード仕様に改造する事も可能である。また、本作では従業員を雇って育成し、会社を経営する機能が追加されており、拠点となるガレージ要素も追加された。同時に「クイックトラベル」機能により、保有しているガレージへの移動が可能になった。その他、前作ではマップとスピードメーターが別々に表示されていたが、本作ではカーナビゲーションタイプの「ルートアドバイザー」として情報が集約されている。このルートアドバイザーにはファンクション機能も搭載されており、ガス欠や事故などの際のロードサービスもこちらで呼ぶ事ができる。前作からスロバキア・ルクセンブルク・ハンガリー・ポーランド・ノルウェー・スウェーデン・デンマークが追加された。ただし、スペイン・ポルトガル、アイルランド(共和国側とイギリス側共に)、フランスの南西部とイタリアの南部が省略されている。※1=DLC「Going East!」収録の都市。※2=DLC「Scandinavia」収録の都市。前作では全て架空のメーカーであったが、本作では、Scania Truck Driving Simulatorでライセンスを取得しているスカニア社をはじめ、ルノートラック・DAF・MAN・イヴェコ・ボルボ・メルセデスのトラックが実名で登場する(当初はDAF・イヴェコ・ボルボ・メルセデスはライセンスを取得していなかったが、後に取得)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。