東経110度CS放送 (左旋円偏波)は東経110度衛星から送信される左旋円偏波による放送。BSとパラボラアンテナは共用できるが、現行の放送は右旋円偏波であるため、左旋円偏波も受信できるアンテナが必要である。2016年夏以降に、ISDB-S方式の4K・8K UHDテレビ放送で利用される予定となっている。物理チャンネルは、チャンネル番号がND1からND23の奇数である。帯域34.5Mhzが12チャンネルであり、1チャンネルあたり48スロットである。1チャンネルあたりおよび1スロットあたりの伝送容量は右旋円偏波と同様であり、BSの約2/3である。既に左旋円偏波を受信するアンテナなどの受信機器が販売されている現在、左旋円偏波はN-SAT-110から送信されており、通信用途に利用されているが、2016年夏以降にJCSAT-15が打ち上げられて放送用途に利用される。ちなみにBSの左旋円偏波(BS-2からBS-16の偶数チャンネル)は韓国に割り当てられているため、日本では利用できない。BS・CS右旋円偏波はBSデジタル放送局、スカパー!が現在利用している。アンテナには3つの種類がある。2016年にISDB方式で左旋円偏波の110度CS放送を利用して「8K UHD」「4K UHD」放送が開始される予定である。UHD(Ultra High Definition)は現行の放送、1080i(2K)に比べ映像・動画の解像度が高い規格。
出典:wikipedia
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