ガイラは特撮映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、特撮番組『行け!ゴッドマン』、『行け! グリーンマン』に登場した架空の怪獣。ガイラは、映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場したフランケンシュタインの細胞から生まれた怪獣。サンダの弟とされる（厳密に言えば同細胞から分裂したクローン）。名前の由来は「海（かい）」から。脚本での表記は「海フランケンシュタイン」。海外での名称は「グリーンガルガンチュア」となっている。また、『ゴジラ×メカゴジラ』では「人型巨大生物・ガイラ」と呼ばれる。映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』（1966年）サンダの剥離した体細胞から誕生し、緑色の体毛と鱗に覆われた巨人である。人間に愛情深く育てられたサンダとは違い、深海で誰の助けも無いまま成長した。そのため、性格は獰猛であり、船を襲うだけでなく、大ダコをも屠る。人間に対しては捕食対象または敵としか認知していない。深海育ちゆえに太陽光には弱く、日が差すと俊敏に東京湾へ逃げ去っている。当初はサンダに仲間扱いされるも、その後に人間に対する食害行為に激怒したサンダから追われる。戦いの際には、怪我を負っているサンダに容赦なく攻撃を加えるが、最後はサンダと共に海底火山の噴火に巻き込まれる。等身大の状態で出現し、道路でボール遊びに興じる子供たちを驚かせる。その後、登場したゴッドマンと巨大化して戦い、ゴッドマン超音波で倒される。2008年5月23日に東宝から発売された『行け!行け!ゴッドマン&グリーンマンBOX』特典ディスクに収録の撮り下ろし新作映像に、新規の着ぐるみで登場した。造形は品田冬樹。最初にゴッドマンと戦い倒されたツノジラスの細胞からシラージと共に生まれた。民家の庭に出現して子供達をいじめるが、グリーンマンと戦い倒される。

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