藤田 伸二(ふじた しんじ、1972年2月27日 - )は、日本中央競馬会(JRA)の元騎手。姪(妻の兄妹の娘)はスターダストプロモーションに所属のタレントである小川千尋。北海道出身。新冠町のメイタイ牧場内にて生まれる。1991年に騎手免許取得。初騎乗は1991年3月2日、中京競馬第1競走のハイビスカスマミー(13頭立ての7着)、同年3月9日、中京競馬第1競走マキバスクリーンで初勝利を挙げる。同年ノーザンコンダクトでラジオたんぱ杯3歳ステークスを制し重賞初勝利。2004年に特別模範騎手賞を史上最年少で受賞し、2010年には2度目の特別模範騎手賞を受賞した。1996年より2008年まで12年間、レースでの騎乗停止がなかった。2006年12月21日、栗東市内の飲食店で従業員に対し暴行を働く。これに対し、日本中央競馬会(JRA)では翌日より藤田を騎乗停止とすることを決め、最終的に翌2007年1月7日に「3ヶ月の騎乗停止」が発表された。なお2006年度のフェアプレー賞の受賞も内定していたが、この騎乗停止により「30日を超える騎乗停止以上の制裁を受けた者、審判部長の指定により再教育を受けた者は除く」という内規に抵触したため除外されている。2015年9月6日、現役を引退することを表明した。9月6日の第2回札幌競馬第7競走(3歳以上500万以下、芝1200m)に於いてイキオイ(杉浦宏昭厩舎)に騎乗して10着となり、これが藤田の現役最終騎乗となった。また藤田は引退するに際して騎手免許を返上する形となる。翌7日にJRAから正式に引退が発表されている。引退直後の同年9月8日には、札幌・すすきのにバー「favori」をオープン(経営は株式会社CNG)。自らも店に出て接客するという。作家の亀和田武によると、藤田は自身がフェアプレー賞を複数回受賞した誇りから安全な騎乗に関し他の騎手に苦言を呈することがあり、時としてそれはレース後の検量室で若い騎手を「シメる」行為に表れることがある。この点については藤田自身、著書『騎手の一分』において若い騎手が「『藤田さんに怒鳴られた』と萎縮することになるかもしれない」と認めた上で、「あくまでもお互いの安全を重視してのこと」と述べている。中央競馬の元騎手で競馬評論家の安田康彦は、藤田にはレース中に自身が騎乗する競走馬の進路を開けるよう大声で騒いだ上、従わない騎手に対しレース後に食ってかかる傾向があり、競馬学校の同期(第7期)にあたる安田でさえ「ホンマはやったらアカンこと」と認識しつつ「うるさく言われるのが嫌で」藤田の言いなりになっていたと告白している。安田は藤田を「あの人は客観的に物事を考えられない」と評している。
出典:wikipedia
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