宮城県道・山形県道12号白石上山線(みやぎけんどう・やまがたけんどう12ごう しろいしかみのやません)は、宮城県白石市と山形県上山市を結ぶ主要地方道である。両県の境になっている奥羽山脈・蔵王連峰をまたぐ区間に「蔵王エコーライン」、宮城県蔵王町の遠刈田温泉を貫く区間の一部に「蔵王通り」との愛称がついている。蔵王エコーラインは、当県道の延長の約40%にあたる蔵王町倉石岳 - 上山市永野の約26kmの区間を指す。1962年(昭和37年)7月15日に宮城県側が供用開始し、同年11月9日に全線供用した。1985年(昭和60年)7月15日に無料開放された。紅葉の名所として知られ、観光シーズンになると宮城県側から刈田岳山頂へ向かう蔵王エコーラインが、蔵王ハイラインとの分岐まで大渋滞する。他方、山形県側の蔵王エコーラインは上りも下りもほとんど渋滞しない。奥羽山脈の蔵王連峰を東西に横断する蔵王・宮城蔵王エリアは全国的によく知られる観光地で、道路周辺は温泉地やスキー場も多く点在する。山形県側の高原地帯は、春の新緑や秋の紅葉が美しい場所で、冬の樹氷が良く知られている。宮城県側に不動滝、地蔵滝、不帰の滝(かえらずのたき)など滝が多くあり、駒草平は太平洋まで望む仙台方面の展望で、早朝などに雲海を眺めることができる。本路線の最高地点となる刈田峠(かったとうげ)で、蔵王刈田岳山頂・御釜方面へ向かう有料道路「蔵王ハイライン」と接続する。
出典:wikipedia
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