『小公子セディ』(しょうこうし-)は、フジテレビ系の「世界名作劇場」枠で放映されたテレビアニメ。放映期間は1988年1月10日~12月25日で全43話。原作は、フランシス・ホジソン・バーネットの『小公子』。タイトルが「セドリック」(Cedric)ではないのは、視聴者である子供に呼びやすくするためである。日産・セドリックは原作「小公子」主人公の名が車名の由来であるが、これらの商標とは関係がない。原作では主人公の父親が既に他界しているのに対し、本作で生前のストーリーが付与されていた。放映話数が43話と短くなったため、未使用の伏線や設定があることを当時のスタッフがDVDの解説で述べている。全体的に原作に準拠した大人しいストーリー設定であり、執拗ないじめシーンが話題になった同じ原作者の作品である『小公女セーラ』のようなヒット作にはならなかった。オープニングはそれまでの世界名作劇場のオープニングに含まれている要素をすべて盛り込んだと演出した櫻井美知代が述べており、非常に季節感や動きのある美しい内容に仕上がっている。主演の折笠愛は、この作品が声優デビューとなった。ニューヨークのブルックリンに住むセディ(セドリック)は優しい両親や下町の友達に囲まれ、楽しい生活をおくっていた。しかし、セディ(Ceddie)の父親ジェイムズが亡くなってしまう。ジェイムズの死を知ったセディの祖父ドリンコート伯爵は、セディを跡継ぎにするためイギリスに連れて来る。ドリンコート伯爵の方針で母親とも離れ離れに暮らさなければならなかったセディだが、その持ち前の明るさと思いやりで、伯爵の心を溶かしていく・・・。※放送日時は1988年11月中旬 - 12月上旬時点(青森テレビについては本放送終了後に放映された日時)、放送系列は放送当時のものとする。1988年、イマジンミュージカルの制作により、西田ひかる(春公演)、畠田理恵(夏公演)主演で、舞台公演(ミュージカル)も行われた。1988年12月24日にフジテレビよりファミリーコンピュータ用として発売された。ジャンルはアドベンチャーゲーム。セディの家庭教師がエンカウントモンスターのように至るところで待ち構えており、それらの敵キャラクターと出会うと突然クイズを出してくるなど、原作やアニメと関係のない突飛な要素が詰め込まれていることから、雑誌『ユーズド・ゲームズ』(のちの『GAME SIDE』)などでバカゲーとして紹介されたことがある。
出典:wikipedia
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