桜井戸(さくらいど)は山口県岩国市の南部、通津地区にある井戸。昭和60年(1985年)に環境庁(現在の環境省)の名水百選に選ばれる。同地区の飲料水や灌漑用水して利用されるのみならず、お茶会の水としても利用されている。この水は一時期大腸菌に汚染され、煮沸しなければ飲料に適さなかったが、現在は問題なく飲める。過去には瀬戸内を往来する船舶の飲料水としても利用された。若水として、汲むと長寿の薬になるという伝説がある。吉川広家公が隠居の頃、この井戸の水と京都御所の用水、柳の水と比較し遜色ないと評した。広家公に招かれた茶人で浅野家家老の上田宗箇は、以来、この近郊での茶事にこの水を好んで用いるようになったといわれている。JR山陽本線通津駅から徒歩5分。
出典:wikipedia
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