フランク・オーテンジオ（Frank Joseph Ortenzio Jr., 1951年2月24日 - ）は、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手（外野手、内野手）。日本での登録名は「王天上」（おうてんじょう）。メジャーでは、にカンザスシティ・ロイヤルズで9試合出場のみ。にAAAで本塁打王・打点王の二冠を獲得しMVPに輝く。のシーズンオフに当時打撃不振に悩んでいた南海ホークスに入団。オープン戦当初は本名でプレーしていたが、世界の本塁打王・王貞治の上を行ってほしいと言う球団側の意向から、オーテンジオをもじって「王天上」を登録名にした。初年度のはカルロス・メイと共に打線の中心を担い、23本塁打を放つも、打率は.248にとどまる。2シーズン目は36試合7本塁打と出場機会も減少し、後期開始直後の7月9日に任意引退選手となった。アメリカではその大きな体から、北アメリカのヘラジカを意味する「ムース」というあだ名で呼ばれていた。1977年のシーズン中に解任されたホークスの前監督・野村克也と同じあだ名だった。

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