大利根交通自動車株式会社(おおとねこうつうじどうしゃ-)は、茨城県取手市・龍ケ崎市・北相馬郡利根町・稲敷郡河内町と千葉県我孫子市で乗合バス事業を行う日本の会社である。本社は取手市小文間4695。第二次世界大戦後の車両・燃料不足で運行休止中であった常総筑波鉄道(後の関東鉄道)の路線権を取得して1949年開業。以来、取手市のJR常磐線以東地域から利根町にかけてを中心に路線を伸ばす。大手事業者に吸収されることもなく局地的な小規模事業者として継続している。車両の旧塗色は名鉄バスや宮城交通に類似しているが、経営的には関係がない。主力路線における高頻度運転、車両更新の速さなどを特徴とする一方、バスカードやICカードの導入などは行っていない。一方、貸切事業については一般貸切旅客自動車運送事業の許可を取得したことは一度もない。それにもかかわらず2000年度頃から取手市内の小学生社会科見学向けのバスを貸切運行しており、2013年11月関東運輸局から違反の指摘がなされ取りやめとなった。全て茨城県内にある。いわゆる「営業所」が存在しない。取手駅より東方の取手市東部・龍ケ崎市南部・利根町方面、我孫子市の布佐駅より利根町方面へ路線を有する。営業エリアでは、かつて関東鉄道の路線なども入り組んでいたが、現在では整理され大部分が1社独占地域となっており、他社バスとの接点が少ない。※しらさぎ団地発着便は土曜・休日の1往復のみ。 利根町のほとんどの地域はJR成田線布佐駅に近いが、同路線は本数が比較的少なく、羽根野台・早尾台・北方を中心にフレッシュタウンや利根ニュータウンからも取手駅への利用がある。沿線には茨城県立取手松陽高等学校・東京藝術大学取手キャンパスがあり、それらの通学利用がある。全路線ともに前乗り中降りで、対キロ制運賃で、乗車時払い・下車停留所申告制を採用している。各停留所標識には運賃表が掲示されている。導入メーカーは、一般路線車はいすゞ、特定車は三菱ふそうに統一されている。台数は少数で、2012年時点で16台しか在籍していないが、ノンステップバスの導入率が高い(茨城県最高率)。千葉県に路線を持つ関係で排出ガス規制(自動車NOx・PM法)による規制の為代替サイクルが約15年前後と短い。一般車は2012年時点で、97年式以降の3台のみが在籍している。原則、大型車且2001年以降は、ノンステップバスを導入しているが、2005年と2012年に限って、ワンステップバスが1台ずつ導入された。2012年に導入された車輌は中型車(エルガミオ)である。ノンステップバスに関しては、車輌によって塗装が異なる。従来の赤帯に加え、3色のストライプが車体の前後及び中扉部に施行されている。廃車車輌は解体になる場合が多いが、2003年に関鉄グリーンバスに譲渡した実績を持っている。
出典:wikipedia
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