木村 拓哉(きむら たくや、1972年11月13日 - )は、日本の歌手、俳優で、男性アイドルグループSMAPのメンバー。「キムタク」の愛称が報道などで使われている。東京都出身。ジャニーズ事務所所属。妻は歌手の工藤静香。2児の父。1987年に中居正広、稲垣吾郎、森且行、草彅剛、香取慎吾とともにSMAPのメンバーとしてデビューし、『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビュー。1994年には日本映画『シュート!』に出演し石原裕次郎新人賞を受賞。2000年に歌手の工藤静香と結婚。数々のテレビドラマ、映画に出演。フジテレビの看板ドラマ枠である月9の最多主演記録を持つ(2012年時点)。2016年8月14日、所属事務所であるジャニーズ事務所が『SMAPは2016年12月31日を持ちまして解散させていただくことになりました』と発表、解散後はメンバー5人ともジャニーズ事務所に籍を残して個人として活動していく予定であることも発表された。木村自身も8月19日放送の自身のラジオ番組『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』(TOKYO FM)でSMAPの解散を改めて口頭で謝罪した。日刊スポーツの記事で主演したドラマの視聴率の記録から高視聴率男と形容されたことがある。ドラマに出演するたびに視聴率が注目されるが、自身は出演者と視聴率を結びつけることや視聴率を面白がることについて懐疑的な意を示している。ドラマ撮影の際は、自身の台詞や共演者の台詞、動き方を記憶して撮影に臨んでいる。「セットに台本を持ち込まない」と決めているが、これは田村正和が手本となっている「キムタクも憧れる「HERO」像 “古畑”の田村正和がお手本」Sponichi Annex 2014年9月10日閲覧。。初主演舞台・『盲導犬』では演出の蜷川幸雄からの厳しい演技指導が連日続き、頭髪の一部分だけがごっそり白髪になった。水嶋ヒロは映画『BECK』の撮影のため、木村からギターを貸してもらったことがあり、水嶋は「とても感謝しています。やはり、考え方や人間性も含めて、木村さんのようにトップでい続ける方には、納得できる理由があるんですよね。」と語っている。『ハウルの動く城』のプロデューサー鈴木敏夫は、「ハウルはどういう男か」を宮崎駿とのあいだで共通に決めていたことがあり、この声は誰にやってもらったらいいのかを悩んでいた際、木村のほうから出演の希望が来たとのこと。鈴木が自身の娘に木村はどういう人なのかを聞いたら「いろんなこと言うんだけど、真実味がないんだよね」と答えたことから、鈴木は「これはいける!」と思ったという。『無限の住人』の監督を務める三池崇史は木村の起用理由について「死ねない男と、永遠にトップアイドルで降りられないところがかぶる。人は殺しはしないけど木村拓哉も“無限の住人”」と述べている。TSUTAYA onlineでの「日本版パイレーツ! ジャック・スパロウ役」ランキングでは1位を獲得した。シネマカフェゴコロ ランキング5の特別版の「万一も日本版『パイレーツ・オブ・カリビアン』を作るなら“ジャック・スパロウ”は誰?」では3位にランクインした。また木村はSMAP×SMAPでジャックのパロディを演じている。漫画『ONE PIECE』のファンで、「SMAP×SMAP」で行われた芸能人の“ONE PIECE王”を決める「ONE PIECE王決定戦」では6回中5回の優勝を果たしている。『MEN'S NON-NO』2011年10月号では作者の尾田栄一郎と対談し、前述の「ONE PIECE王決定戦」について木村自ら触れており、「何か言いたい人も多いらしくて、『絶対勝ちますから』と言われたりして、俺も『おう!』と」と尾田に述べていた。2015年6月13日放送の『ヤングタウン土曜日』で明石家さんまは、ある番組で嵐の二宮和也がさんまに対してわざと「なあなあな態度を取った」ところを見た木村が、さんまに「注意しておきます」と言ってきたことを明かしている。この時さんまは「ネタでやってるんやないか」と二宮をかばったが、木村は「あれはダメですよ」と譲らなかった。上述の通りキムタクの呼称が報道などで用いられているが、テレビドラマ『あすなろ白書』の共演者や爆笑問題の太田光からは「タッくん」と呼ばれている。日刊スポーツやスポーツニッポンによるテレビドラマ『アイムホーム』の出演が報じられた記事では初めて父親役を演じる旨の記述があるが、実際には2007年に放送されたテレビドラマ『華麗なる一族』でも父親役を演じている。とろろが苦手である。脚本家の三谷幸喜は、「もともと芝居が上手な方」「あの世代の役者さんの中では群を抜いて才能のある方」と木村を評している。木村が主演を務めた『武士の一分』の監督・山田洋次も「抜きんでているんじゃないの?」「天才的なところがある」と語っている。同作品がベルリン映画祭で上映された際、木村は現地で注目の的となり、メディアから「彼は素晴らしい」と称賛を浴びている。『HERO』で木村と共演している児玉清は木村について「自然に振る舞っているようで、目の動きとかで濃密な演技をしている。そういう心の動きを辿れる、俳優としての大変な資質を持っているんじゃないかと思います。」と評している。『HERO』の統括プロデューサーである石原隆は、「芝居をクリエイトしていく意味での能力が非常に高い」「クリエイティブな意味と技術的な意味でのパフォーマンス能力の両方を持っている非常に希有な才能ですね」と語っている。『HERO』の監督を務めた鈴木雅之は、木村の感覚が好きだと語っており、「彼の芝居のナチュラルさというのは、何もしないのではなく、ナチュラルを芝居として作ってくる。」「普段通りにすることが自然な芝居と勘違いする人もいるけれど、お芝居をしないと意味がない。一回お芝居として立ち上げてから、ナチュラルにしていくという作業が必要なんです。そのへん、彼はものすごい能力を持っているなと思います。」などと評している。『眠れる森』のプロデューサーである喜多麗子は木村について「今まで多種多才な方々に会ってきたが、彼は特に筆舌に尽くしがたい存在」「取材のインタビューを聞いても記事を読んでも、無駄な言葉はなく、表現も的確で、世論や作品を俯瞰で捉える見方と自分の着地点も知っている」「類い稀な才能と美貌を"楯"にせず、それを"枷"として受け止めている彼に頭が下がる」などと著している。同ドラマでは実力を知っているがために木村に対しプレッシャーをかけるような要求ばかり行ったが、決まって喜多の希望を叶えてみせたという。フリーライターの相田冬二は「アニメーション『REDLINE』のボイスアクトのアプローチが、『ハウルの動く城』のときとまるで違っていて驚いたことを思い出す。キャラクターの違いではなく、アプローチの違い。」「木村拓哉を、誰かと、何かと、比較するべきではない。彼の表現には、先行する俳優史に参照すべき存在が見当たらない。だから、相違点を探ること自体が不毛。木村の表現は誰にも似ていない。」などと評している。上智大学教授の碓井広義は『アイムホーム』の木村について「木村をカッコよく見せることだけに奉仕する」作品とは異なると指摘し、「ここにいるのは“キムタク”ではなく、一人の俳優としての木村拓哉だ。」「不安定な立場と複雑な心境に陥ったフツーの男を、木村拓哉がキムタクを封印して誠実に演じている」「夫であり父でもあるという実年齢相応の役柄に挑戦し、きちんと造形していることを評価したい」「今作で役の幅が広がったと思う」などと評している。同作品で「新境地を開いた」と評されたが、木村自身は「現場でやっていることは変わらない」「『違う』と言われるのは僕がどうこうではなく、監督の演出でそういう印象を与えてくれたんだと思う」と述べている。テレビドラマ、映画における太字は主演。
出典:wikipedia
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