香取市（かとりし）は、千葉県北東部にある人口約7万人の市。成田市への通勤率は12.7%（平成22年国勢調査）。2006年（平成18年）3月27日に、佐原市と香取郡小見川町、山田町、栗源町が合併して成立。「水郷」と呼ばれる国道51号沿線の利根川付近の都市の一つであり、香取神宮の門前町として有名である。香取神宮は武神を祭っていることで有名な神社であり、このために近隣では鹿島神宮を擁する鹿嶋市との関係が深い。なお、「かとり」という地名の語源については、「梶取」「神鳥」「鹿取」など諸説あり、はっきりしない。「香取」という表記は万葉集（2436番）に見られる。千葉県の北東部に位置し、利根川を挟んで対岸の茨城県と接する。市全体が低地部と台地部で占められていることから田畑に適しており、農業が基幹産業となっている。米の出荷量は千葉県で第1位である。高度経済成長期より佐原市街には清見屋や十字屋などが進出し、北総や東総における商業の中心として栄えたてきたが、近年周辺市町村に郊外型大型スーパーマーケットなどが進出し、上記の2店舗もそうした時代の煽りから近年閉店した。現在商業的には地盤沈下傾向となっている。小野川周辺に広がる「小江戸」とも称される古い街並みを観光資源として活かしす取組みがなされている。公立高等学校私立高等学校かつて存在した市立小学校市立幼稚園私立幼稚園南西の千葉（50km。千葉県庁所在地）や東京（90km）と、北東の鹿嶋や水戸（75km。茨城県庁所在地）へは、市内を縦断する国道51号や、成田線（東京方面）、鹿島線・大洗鹿島線（水戸方面）で向かうこととなる。北西の土浦（42km。旧新治県庁所在地）へは、利根川を渡ってから国道125号で向かうこととなる。又、南東の銚子（40km）と西の柏（55km）へは、国道356号・総武本線・成田線などを通じて向かうこととなる。中心駅は佐原駅。

出典:wikipedia