共和国大統領（きょうわこくだいとうりょう、）は、フランスの大統領で、国家元首。アンドラ公国の大公も兼任する。フランス第五共和政では当初、任期を7年としていた（再選回数制限無し）。しかし、2000年の国民投票により、任期は5年に短縮された（当時は再選回数制限に変更無し）。2008年7月21日、憲法が改正され、連続した任期は2期まで（10年まで）に制限された。また議会における大統領の演説が可能になった。単なる行政権限の保持者というより、国民の支持に基づき司法・立法・行政の上に立つ国家元首の位置づけが強い。退任後も他の公職に付いていないという条件があるが、終身、憲法裁判所の裁判官になる権利を有する。共和国大統領の住居と執務室を兼ねる公邸は、パリ8区のフォーブール・サントノレ通りにあるエリゼ宮殿である。

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