


『玩具修理者』(がんぐしゅうりしゃ)は、小林泰三の短編小説。およびその映画化・舞台化作品。著者のデビュー作であり、第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した。短編集『玩具修理者』の表題作で、『酔歩する男』とともに収録。喫茶店で会話する2人の男女。女は奇妙な思い出を語りだす。彼女がまだ幼い頃、近所に住んでいたという玩具修理者は、大人たちは誰も知らず、子供たちだけが知っている秘密の存在。玩具修理者は頼めばどんなおもちゃでも直してくれる。人形や車のおもちゃ、はては複雑なゲームソフトまでも……。親が恐い子供たちは、壊したおもちゃをこっそり玩具修理者のところに持っていくのだった。ある日、彼女は誤って弟を死なせてしまう。「怒られる!」と直感した幼い彼女の脳裏に玩具修理者のことがよぎる……。MEIMUによるコミカライズ。2002年に渋谷QFRONTで公開され、2週間ドリンク付き低料金上映という新形式での上映形態も話題を集めた。原作のスプラッター描写は抑えられ、ファンタジーテイストに仕上げられている。撮影は当時導入例の少ないHD1080/24Pで行われた。アジマリカムにより、2004年4月10日・11日、シアトリカル應典院で公演された。
出典:wikipedia
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