LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

セガ・システム32

セガ・システム32とは、セガ(後のセガ・インタラクティブ)初の32ビットCPUを採用したアーケードゲーム基板であり、過去の2Dシステムボードの集大成のようなハードウェア構成となっている。具体的には、System16のBG機能、System18のサウンド、Y-BOARDのスプライトを統合したような構成になっている(それぞれ、小改良は施されているが、基本仕様は同一)。第一弾は1991年の春に発売されたロサンゼルス~ニューヨークを横断するレーシングゲーム『ラッドモビール』である。発売当時からすれば圧倒的なスプライト機能を持ち、擬似的に3次元空間を構築した作品が多い。実力的には、演算能力やスプライト機能は優秀だったが、BG面やサウンド周りは、量的には必要十分であるものの、細かい部分では同世代のシステムボードや汎用設計のボードに多少の遅れをとりつつあった。1枚の基板にSystem32の2セット分の機能を統合した、セガ・システム マルチ32が存在する。CPU(V70に変更)、音源周(YM3438+カスタムPCM28chに変更)、BG用IC、ROMボードは共有されており、1セット分しか搭載されていない。しかし、I/O、スプライトIC、BG、スプライトを合成するVDP/Mixerは双発の構成となっている。当時は、既にMODEL1基板が開発中であり、まったくの新規で2D系のボード開発を行うわけにも行かないが、対戦ゲームのブームがあり、セガが得意なコクピットタイプのゲームのTwin筐体で対戦ブームに乗るため、かなり無理をして開発したと思われる(ただし、原則的にセガは、100%が新規設計というハードは作らないので、キャリーオーバーの部分があること自体は不思議ではない)。したがって、過渡期の製品らしく、対応タイトルは4作品(アウトランナーズ、スタジアムクロス、タイトルファイト、ハードダンク)しか存在しない。後に、中解像度(24KHz)をターゲットにした似たようなコンセプトの基板、H1システムが誕生するが、こちらも単発で終わった(対応ソフトはクールライダーズのみ)。好事家の間で「System32は、ギャラクシーフォースで使われたY-BOARDより機能が劣る」という評価がよくあるが、これは誤りである。Y-BOARDのグラフィック機能はスプライト機能しか搭載しておらず、BG面を全く持たない。System32に搭載されているスプライトは、基本的にY-BOARDのスプライトの改訂版であり、さらにBG面も持つわけだから、実際はSystem32の方が機能は上である。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。