筒井筒(つついづつ、つついつつと読む場合も。旧かなでは「つつゐづつ」)とは、丸く掘った井戸の井戸側(いどがわ)、わくのこと。『伊勢物語』、『大和物語』中の物語の題材のひとつとして有名であり、互いに惹かれていた幼馴染の男女が結婚することを内容としている。『伊勢物語』の古い本文では「筒井つの」。(後略)昔、幼なじみの男女が、筒井筒(=丸い井戸の竹垣)の周りで、たけくらべをしたりして遊んでいた。二人は長ずるにつれて互いに顔を合わせるのが恥ずかしく感じ疎遠となってしまったが、二人とも相手を忘れられず、女は親の持ってくる縁談も断って独身のままでいた。その女のもとに、男から歌が届く。二人は歌を取り交わして契りを結ぶ。こうして夫婦となった二人であったが、やがて妻の親が死に、暮しが貧しくなり、夫は他の女のもとに足しげく通うようになる。ところが、夫を送り出す時も妻は怒りの素振りも見せない。不審に思った夫が隠れて見ていると、綺麗に化粧をし、物思いにふけったように歌を詠む妻の姿があった。その心根にうたれた夫は再び妻の元へと帰るのであった。
出典:wikipedia
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