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ドルアーガの塔 (ゲームブック)

ドルアーガの塔(ドルアーガのとう)は、同名のコンピュータゲーム『ドルアーガの塔』を原作とするゲームブック。鈴木直人著、虎井安夫イラスト。以下の3巻で構成される。『ゼビウス』に続く、東京創元社によるナムコ作品のゲームブック化第2弾。生身の主人公が単身ゼビウス星に乗り込むというゲームブック独自の展開を見せた前作に対し、本作ではオリジナルのコンピュータゲームに近い形の表現を試み、オリジナル同様全60階のダンジョンすべてを探索する、各巻20階ずつの3部作という構成になった。当時としては珍しい、迷路の中を自由に行き来できる双方向型で、ほとんどのフロアで正確な地図が書けるように工夫されている。原作の設定を下敷きにしつつも、塔の中で暮らす人々やモンスター、数々の工夫された仕掛け、魅力あるNPC等で独特の世界観を築き上げた。日本のゲームブック史上最高傑作とも言われるその影響力は多大なものがあり、同じ出版社の開催とはいえ、創元ゲームブック・コンテスト第1回の応募作には本作のルールをそのまま借用したものが多数あったという。2006年以降、創土社より3部作の復刊が開始された。ゲームバランスなどが一部変更されている。悪魔ドルアーガが、王国に平和をもたらしていた秘宝・ブルークリスタルロッドを奪い、60階に及ぶ塔のどこかに隠してしまった。女神イシターの巫女カイは単身塔に乗り込むが、逆に囚われの身となってしまう。王国の戦士ギルガメスは、恋人であるカイとブルークリスタルロッドを奪還するために塔へと挑む。500項目、1階から20階まで。鈴木直人のデビュー作。各フロアは双方向の迷路で、フロア間の移動は一方通行になっている(2階→1階と戻ることはできない)ところが多い。20階でドルアーガと一回目の対決をする。500項目、21階から40階まで。塔内に市場や酒場があったり、空飛ぶ船で塔外へ出られたりと変化に富んだ巻。塔の中に暮らす人々(人間、亜人間、モンスター)が多く登場する。共に行動する仲間としてメスロンとタウルスが登場することが最大の特徴。40階にはドルアーガの腹心である双頭のリザードマン、ゴルルグが待ち受ける。741項目(創土社版は790項目)、41階から60階まで。フロア内のみならずフロア間もほぼ完全に自由な行き来が可能で、外階段を利用したフロア間移動はもはや三次元迷路と言って良いほど。実際、フラグアイテムを駆使したシステムは、プレーヤーに複数のフロアを行き来する必要を迫る。また、フロア内の仕掛けも充実しており、例えば倉庫番風のフロアが存在したりと飽きさせない作りになっている。エンディングは2種類存在する。各フロアは東西8ブロック×南北8ブロックの正方形(1ブロックは5メートル×5メートル)。塔の外壁は石造り、内壁はレンガや大理石でできていて、壁の種類が自分の位置の目安となる。多くのフロアは内壁で区切られたいくつかの部屋や通路、壁に取り付けられた扉などで構成される。内壁はほとんどの場合ブロックとブロックの境に存在するが、稀にブロックに関係なく配置される。各フロアは階段で結ばれており、エレベータもいくつか存在する。階段の上端が跳ね蓋になっている場合は一方通行であり、一度上ると下のフロアには降りられない。また階段を上り下りした後は必ず前のフロアの同じ座標に出る。外壁に取り付けられた白木のドアからは外階段が利用でき、殆どの場合は41階←→45階のように離れたフロアを相互に行き来できる。攻撃と防御で別々に判定を行う分、『ファイティング・ファンタジー』シリーズよりやや複雑になっている。上記手順を、どちらかの体力ポイントが0になるまで繰り返す。選択肢が用意されている場合は、稲妻や眠りなどの魔法の呪文を使うことができる。呪文は5文字のアルファベットで表される。使用すると効果に見合った体力を消費し、呪文によっては即死するほどの体力を消費する。一部の魔法は後の作品にも引き継がれた。双方向型ゲームブックである本作では同じ項目を訪れる機会が頻繁にあるので、同じイベントを繰り返し発生させないような工夫がなされている。たとえば1 - 2巻ではそれぞれの敵に出現条件が決められており、取得した経験値が規定を越えるとその敵との戦闘は行われなくなる。しかし第1巻15階に登場するクオックスは不死身という設定であり、倒しても何度でも復活する。そのため戦闘で勝ち続ける限り、いくらでも経験値を得て成長することがルール上は可能である。これを「著者のミス」として糾弾する者と「できるからといって無限アップしようとするほうがおかしい」と反駁する者とが、当時の読者の交流の場であった「アドベンチャラーズ・イン」で舌戦を繰り広げた。その4年後、『ウォーロック』誌のライター竹谷新は「大喧嘩。論争なんていえるレベルのもんじゃなかったと思う」と当時を振り返って述べている。『ゲームグラフィックス』誌で為された同様の批判に対し、著者の鈴木は「経験値の制限は簡単だが、敢えて数か所ではずしてあること」「読者を信頼して本の世界での自由を与えていること」を語っている。そして、不正をさせないシステムにのみこだわることは、読者への愚弄であると結論づけている。

出典:wikipedia

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