ア・ビガー・バン(A Bigger Bang)は、2005年にリリースされた、ローリング・ストーンズのアルバム。『ブリッジズ・トゥ・バビロン』以来8年ぶりのスタジオ・アルバム。リックス・ツアーの時から計画されており、一部この作品のために曲も用意されてあったため、ツアー終了前後にメンバーの口からも「近いうちにアルバムが出せると思う」という発言がなされていた。しかしメンバーの平均年齢も60歳に達しており、さすがに往年のアルバムの充実さに対して期待は薄かった。しかし蓋を開けてみれば、ローリングストーン誌では「70年代のアルバムに並ぶ傑作」と評されるなど、ここ最近にない充実したアルバムと評価され、新旧のファンからも評価を得られるほどの内容だった。このアルバムを制作するにあたり、キースはミックの家に何か月も泊まり込み、作成するという熱の入れようだったという。「こういう事は60年後半以来のことだ。」と後にチャーリーは語っている。一部、ロニーが参加しておらず、ミック、キース、チャーリーの3人だけで録った曲があったり、全曲でミックがギターを演奏しているなどといった、やや変則的な一面もある。全米で3位、全英で2位、日本でも5位を記録した。後に、ボーナスDVDを組にしたスペシャル・エディションがリリースされた。全曲ジャガー・リチャーズ作詞作曲『A BIGGER BANG』と題されたワールド・ツアーが2005年8月21日にボストン、フェンウェイ・パークを皮切りに開催され、北米公演後2006年春には日本公演を含む極東ツアーが行われた。日本公演は、2006年3月22日から4月5日までの5公演。4月8日には上海公演も行われたものの、一部の曲はその歌詞内容から演奏が見送られた。2006年の夏はヨーロッパ・ツアー、秋には北米に戻り、11月のカナダ公演で小休止。翌年の2007年の春から夏にかけてのヨーロッパツアーをもって公演終了となった。3年間に渡って延べ147公演を行い、468万人を動員。5億ドルを超える興業収入を叩き出し、当時の世界記録を樹立した。現在の興業収入記録は、2009年から2011年にかけて行われたU2の『360°Tour』で、7億ドルを超えている。
出典:wikipedia
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