アーデルハイド・バーンシュタイン ("Adelheid Bernstein") は、SNKプレイモアの対戦型格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』)シリーズに登場する架空の人物。担当声優は田中哲哉。またここでは、妹のローズ・バーンシュタインについても表記する。「スカイノア」と呼ばれる巨大飛行艇を所有している貴族の青年。ルガール・バーンシュタインの息子で、妹にローズがいる。ファミリーネームが「バーンシュタイン」であると明らかになったのは『XI』。「アーデルハイド」は女性名だが、娘を欲しがっていたルガールが用意していた名前をそのまま付けた。本人はこの事がコンプレックスである。なお、「アーデルハイド」はドイツ語で「アーデルハイト」と発音するのが正しい。性格は礼儀正しく紳士的であり、常識的。『KOF XI』の勝ち台詞やエンディングからは彼が礼儀正しく相手に常に敬意を払う面が描かれている。今は勝者であってもいつか自分が敗者になるかもしれないと思っていて、自分に厳しい側面もある。消極的な性格でローズに頭が上がらなかったが、『KOF XI』のエンディングで相手を嘲笑するローズに対し「やめないか!!」と大声で怒鳴ってしまう。これはハイデルンとの出会いで迷いを断ち切ったとされている。家庭用版『XIII』のストーリーモードでローズの変貌にショックを受けたが、突然現れたアッシュ・クリムゾンの助言に沿ってハイデルンと協力し、スタジアムに隠れた秘密を捜す。使う技はルガールとほぼ同じもの、或いはルガールの技をアレンジしたもの(技名は全て別)。使用する技の名前は全てドイツ語であるが、読み方は英語読みである(例:ヴァイア(vier)→本来のドイツ語では「フィアー」)。『KOF2003』で最終ボスの1人として登場。第4ステージでKUSANAGIを超必殺技、リーダー超必殺技以外の技で倒すと第6ステージに出現する。業務用とネオジオ版ではCPU専用だが、PS2版とXbox版では条件を満たせば使用可能になる。『KOF XI』では隠しキャラクターとして登場し、業務用でも720時間稼動させると隠しキャラクターとしてタイムリリースで登場する。『XI』の乱入キャラクターの中では彼のみ通常キャラクターと同様の形式のエンディングがあるが、彼をリーダーにしてクリアしなければ見ることはできない。ローズ・バーンシュタイン ("Rose Bernstein") は、SNKプレイモアの対戦型格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズに登場する架空の人物。担当声優は猪砂和世。アーデルハイドの妹であるグラマラスな美少女。兄がルガールの技を受け継いでいるのに対し、彼女は「高慢で貴族としてのプライドが非常に高く、自分と兄以外の人間を一切認めようとはしない」というルガールの価値観を受け継いでいる。長子である兄を尊敬はしているが、その一方、兄が庶民の視点で物を見ようとするのが心底気に入らないらしく、他の人間に近付こうとなれば容赦なく突っかかってくる事も多く、口うるさく説教も絶えない。ただし、兄の強さは信じて疑わない為、『KOF2003』のエンディングでは兄が負ける事態に納得いかず激昂し「この者たちを生かして帰さない」と言い放っている。兄にたしなめられると「何かの間違い」「もう一度やれば(兄が勝つ)」と再戦を申し出ようとしたほどであった。「グアン」という名前の黒豹を飼っている。趣味も兼ねている為にピアノの演奏が得意で、『KOF2003』では背景で「革命のエチュード」を弾いている。『2003』のアーデルハイドの勝利台詞の一部は彼女の台詞になっている。兄であるアーデルハイドも彼女の苛烈な性格には手を焼かされているが、優し過ぎる性格が災いして、なかなか反抗出来ず、説教されても「すまない、私が悪かった」としか言い返せなかった。しかし『KOF XI』のエンディングでは、対戦相手を過度に愚弄し過ぎた事から、見かねた兄に初めて大声で反発されてしまう。ローズはそんな兄に驚愕しながらも、非を認めず「自分は悪くないのに」と逆ギレするが、そこで運悪く「遙けし彼の地より出づる者」の1人・牡丹に目を付けられ、彼女の操り人形にされる破目になる。その後『KOF XIII』では「バーンシュタイン家の単独開催」と称し、表向きのKOF主催者「R」となっている。アーデルハイド本人は出場していない。だが、家庭用『KOF XIII』の追加ステージの一つにアーデルハイドと彼女がカメオ登場している。
出典:wikipedia
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