LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

M110 203mm自走榴弾砲

M110 203mm自走榴弾砲は、アメリカ合衆国で1950年代に開発された203mm榴弾砲 (8インチ砲) 装備の自走榴弾砲である。同時に開発されたM107 175mm自走カノン砲は共通の車台を使用し搭載砲が異なる兄弟車種である。M110はM53 155mm自走カノン砲やM55 203mm自走榴弾砲の後継機種とする事を目的としてM107 175mm自走カノン砲と同時に1956年に開発が始められた。M110の開発時の形式名はT236で (同様にM107の開発時の呼称はT235であった) 、試作車両は1958年に完成し、1959年にはエンジンをディーゼルに換装して形式がT236E1となり、1961年に8inch Self-propelled Howitzer M110 (直訳すれば"M110 8インチ自走榴弾砲")として制式採用された。M107との車体の共通化の要求に加えて、航空機で空輸する事を考慮されているため非常に小型に設計されている。走行装置はM113装甲兵員輸送車の設計を流用したもので、エンジンはM109 155mm自走榴弾砲と共通である。車体前部左側に機関部があり、中央部から後部にかけて砲を剥き出しのまま搭載している。そのためNBC防護などは考慮されていない。車体が小型であるため、弾薬は2発しか搭載できず、射撃に必要な13名の要員のうち8名は随伴する弾薬輸送車輌に搭乗している。このため自走砲架とも呼ばれる。発射時の反動から車体を固定するため、車体後部には大型の駐鋤(ちゅうじょ、英語ではSpade)が装備されている。日本ではM110A2を採用して1983年からライセンス生産が行われ、1984年度末から「203mm自走りゅう弾砲」の名称で陸上自衛隊方面総監直轄の特科大隊、北部方面隊の第1特科団、西部方面隊の西部方面特科隊隷下の特科部隊などに配備が進められ、計91両が配備されている。砲身はアメリカからのFMS(有償援助)で取得し、砲架を日本製鋼所、車体を小松製作所が分担して製造している。運用の際には87式砲側弾薬車が随伴し、弾薬の運搬と補給を行う。2000年に防衛庁(当時)により「サンダーボルト」の愛称が与えられたが、配備部隊では「自走20榴(じそうにいまる)」もしくは「20榴(にじゅうりゅう)」とも通称される。開発国のアメリカですでに退役していることや、火砲の定数が400門まで削減されたことから近い将来退役すると思われるが具体的な情報は発表されていない。武器学校富士学校北部方面隊西部方面隊

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。