荒川ロックゲート(あらかわロックゲート)は、東京都を流れる荒川と旧中川を結ぶ閘門である。江戸川区小松川に所在する。2005年10月1日に完成し、10月3日に供用が開始された。荒川と隅田川の連絡、荒川と隅田川に挟まれた、墨田区、江東区、江戸川区にまたがる地域の水上交通の確保を目的としている。震災時には、救援物資輸送路としても利用される予定。荒川と旧中川は江東地区の地盤沈下のため水位の差が最大3.1mに達することもあり、長い間船舶の運航が出来ない状況となっていた。しかし、水上交通が大震災時等に有効であるということから改めて水路が見直されることになり、この地に閘門が作られることとなった。このような背景から、荒川ロックゲートは阪神大震災クラスの地震にも耐えるように設計されている。荒川ロックゲートの利用時間は8時45分から16時30分まで(日曜・祝日・年末年始は除く)で、利用料は無料である。船舶の長さ、幅員、高さ、船底高の条件を満たす船舶であれば、原則としていかなる船舶でも通航可能である。ただし、水上オートバイは荒川および旧中川の通行を禁止されていることから、閘門も通航することはできない。通過には約20分を要する。東京水辺ラインでは、土曜日の特定日に荒川ロックゲートを通過する観光船を運航している。ただし、干満の関係等で毎週運航されるわけではない。
出典:wikipedia
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