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宇治郡

宇治郡(うじぐん)は、京都府(山城国)にあった郡。1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、以下の区域にあたる。豊臣秀吉の桜で有名な醍醐寺、浄土真宗の開祖である親鸞が誕生したとされる日野の里、坂上田村麻呂の墓等がある。また、京都府宇治市の東部とは琵琶湖より流れ出る宇治川の右岸地域のこと。このあたりには、禅宗の一派である黄檗宗の大本山、黄檗山万福寺等がある。万福寺は中国風の建築で有名な寺院。開祖は、インゲンマメや茶を日本に持ち込んだとされる隠元隆琦。『宇治市史』等では、「うじ」とは「うち」を意味するとする。一方、『山城国風土記』(逸文)では、応神天皇皇子・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)が、この地に宮「菟道宮(うじのみや)」を構えたことが地名の起源となったとする説話を伝える。しかしながら地名としての「莵道」は以前からあったという説もあり、『日本書紀』の垂仁3年3月および仲哀元年閏11月などに「莵道河」(現・宇治川)の記載があることから、「菟道稚郎子」の人名の方が地名を冠したという見方がある。『和名類聚抄』に記される郡内の郷。括弧内は訓読み。『延喜式』神名帳に記される郡内の式内社。治承・寿永の乱の宇治川の戦いや、足利尊氏による戦乱が行われた。宇治郡は宇治川左岸にあった宇治郷に由来し、後に宇治郷を中心とする宇治川両岸を指す地域名としても「宇治」が用いられた。ところが、文禄年間に豊臣秀吉が行った宇治川の改修で宇治郷の中を宇治川が通るようになり、宇治川を境界としていた久世郡との境界も宇治郷を通るようになってしまったために「宇治郡宇治郷」と「久世郡宇治郷」が並立するようになってしまった(ちなみに『和名類聚抄』の最古の写本である高山寺本は宇治郷を宇治郡のみに、文禄の郡界変更後に校訂された慶長古活字本には変更を反映して宇治郷を両方の郡に記している)。更に江戸時代に入り、久世郡が宇治川左岸の一部を編入した際に宇治郡宇治郷の全域が同郡に編入されてしまったために「宇治に宇治なし、久世に宇治あり」と皮肉られたという。なお、現在の宇治市域には醍醐・山科を除いた宇治郡の大部分とともに久世郡に編入された宇治郷の全域が含まれている。

出典:wikipedia

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