カンナダ語(カンナダご、、)は、ドラヴィダ語族の中でもっとも古い言語の一つで、約5500万人の話者人口を持ち、多様な方言に分かれている。南インド4州の一つ、カルナータカ州の公用語である。独自の文字、カンナダ文字が使われる。まれにカナラ語と称されることもある。カンナダ語は2500年にわたって話されており、カンナダ文字の筆記法も1900年前から使われている。カンナダ語の初期の発展は、他のドラヴィダ語族の言語と同様である。過去数世紀の間、カンナダ語は、テルグ語、マラヤラム語とともに、サンスクリット語から語彙と文学的スタイルについて、きわめて強い影響を受けてきている。カンナダ語は屈折語で、3つの性を持ち(男性、女性、中性)、2つの数(単数、複数)がある。性、数、時制、その他によって屈折する。口語と文語で大きく異なっている。カンナダ語の口語は地域によって変異がある。一方、文章語はカルナータカ州全般であまり変わりがない。ethnologueはおよそ20の方言を区別している。コダヴァ(Kodava、コールグ (Coorg) 地方)、クンダ(もっぱらクンダプラ (Kundapura) 地方)、ハヴィヤカ(Havyaka、ダクシナ・カンナダ (Dakshina Kannada) ウッタラ・カンナダ (Uttara Kannada) 、シモガ (Shimoga) 、サガラ (Sagara) やウディピ (Udipi) 地方のハヴィヤカ・バラモン達)、アレ・バシェ(Are Bhashe、ダクシナ・カンナダのスリア (Sullia) 地方)などである。カンナダ語は主にカルナータカ地方とベンガルール、そして隣接するアーンドラ・プラデーシュ州、マハラシュトラ州、タミル・ナードゥ州やケーララ州で話されている。アメリカ合衆国とイギリスにもまとまった数で、カナダやオーストラリアにも少数だがカンナダ語話者がいる。カンナダ語はインド憲法の第8付則に掲載されている22のインドの公用語のひとつであり、カルナータカ州の公用語である。主に、古代インドのブラーフミー文字から字体が変遷してできたカンナダ文字が使用される。曲線の多い字形が特徴である。歴史的に東のテルグ文字と同じ変化をたどってきた文字であるために、テルグ文字と字母の形が似ている。
出典:wikipedia
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