断魚渓(だんぎょけい)は、島根県邑南町(旧石見町)に位置する渓谷である。江の川の支流、濁川上流約4キロメートルに亘る渓流で、流紋岩を浸食して形成された。高低差は100メートルほどで、渓流の間には目立った滝はない。しかし、谷底に千畳敷と呼ばれる岩盤が露出している。その岩盤には自然の節理による水路、岩樋川が通る。断魚渓という名は、下流の神楽淵にある断魚の淵に因んでおり、鮎の遡上を遮ることから名付けられた。嫁ガ淵、通仙橋、千畳敷、神楽淵など24の景勝地があり、散策路が設けられている。漢学者野田慎(1844年-1899年)が断魚渓の24の景観を「断魚渓二十四景」と定めた。野田慎が編集した『断魚渓題詠集』は、断魚渓の名を世に広めたと、NHKはいう。1935年に国の名勝に指定されており、江川水系県立自然公園の指定区域である。
出典:wikipedia
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