ブルマは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメ『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』に登場する架空のキャラクター。本作品のメインヒロインであり主人公・孫悟空の最初の仲間である。アニメ版の声優は鶴ひろみ。16歳の時、自宅の倉で偶然ドラゴンボール(二星球)を見つけて興味を持ち、世界各地に散らばっているドラゴンボールの位置を探知する「ドラゴンレーダー」を発明。神龍に「素敵な恋人」を頼むべく、ドラゴンボール探しの旅に出る。その旅の途中で孫悟空と出会い、ここからすべての物語が始まることになる。西の都にあるカプセルコーポレーションの社長「ブリーフ博士」の娘であり、お金持ちで頭脳明晰なお嬢様。数々の発明品を生み出す才能とアグレッシブな行動力をもってよく活躍し、お色気方面も担当する「ピチピチギャル」である。男勝りで強い性格のため、誰も頭が上がらない。悟空が育ての親・孫悟飯以外で初めて見た地球人であり、悟空とは最も古い付き合い。髪の色は水色または紫色。アニメ版では映画『最強への道』を除いて全て水色で統一されている。鳥山いわく髪型にモデルはないが、意識して節目ごとに髪型を変えるようにしていた。「ブルマの髪型が気に入らなくて、ナメック星編でガラッと変えた」とも語っている。20歳頃の髪型(ショートヘア)は鳥山自身の好みを反映したもので、28歳頃の髪型もこれに似る。後年の映画『神と神』公開時のインタビューによると鳥山は髪型や髪の色にはこだわりがなく、地毛の色も分からないと発言し、インタビュアーを驚かせている。悟空への基本的な呼称は「孫くん」。原作では作品前期にはしばしば「悟空」と呼ぶこともあったが、アニメではほぼ「孫くん」に統一されている。一人称は「わたし」「あたし」で、二人称は「あんた」を使うことが多い。ドラゴンボールを集める冒険の最中、悟空やウーロンを仲間にして、ヤムチャの襲撃や牛魔王との遭遇、ウサギ団との戦いを越えていく。ピラフ一味にドラゴンボールを奪われ、神龍に恋人を頼むことはできなかったが、ヤムチャとの交際が成立した形で、ドラゴンボール探しの冒険を終える。出会った仲間たちは亀仙人に弟子入りする悟空以外、カプセルコーポレーションに身を寄せることとなる。ヤムチャと喧嘩状態になることもあり、喧嘩の原因についてヤムチャが女性にもてることだと語られた。ヤムチャと出会った当初は積極的に接近していたものの、交際以降は冷たい態度も見せるようになり、敗戦したヤムチャにきつい対応をする場面もあった。サイヤ人編ではヤムチャの死亡を知ると泣き続け、サイヤ人戦で死んだ仲間たちを生き返らせるために孫悟飯、クリリンと共にナメック星へ向かう。ナメック星に到着早々、フリーザの手下に宇宙船を破壊され、その後、戦況の深刻化によってクリリンたちが戻らなくなり、一人で生活する。地球に帰還し、ナメック星のドラゴンボールでヤムチャを蘇生させた後は再び恋仲として過ごす。こうして長年付き合った結果、ヤムチャの浮気性が原因となってブルマはヤムチャと別れる。破局後、ベジータとの間に息子・トランクスが誕生する。「さみしそうな姿を見て、ついなんとなく」ベジータと結ばれたということをトランクスが作中で明かしている。セル編で悟空が死亡し、その7年後となる魔人ブウ編、ブルマは仲間たちと一緒に天下一武道会で悟空と再会し、涙を浮かべる。その後魔導師バビディに洗脳されたベジータが武道会場の観客を殺したため、ドラゴンボールを集めて神龍に殺された人々の蘇生を頼んだ。その後魔人ブウによって殺されるがナメック星のドラゴンボールで復活し、ブウとの戦いから戻ったベジータや仲間たちと再会する。終盤では娘のブラをもうける。原作者の鳥山明いわく、ブルマとベジータの恋愛劇も頭の中には出来上がっているが「恥ずかしい」という理由で描かなかったとのこと。「ベジータが無職なのは、ブルマが大金持ちで働く必要がないから」とも。アニメ版では人造人間来襲前、重力室で過酷な修行を続けていたベジータが大ケガを負った際、ブルマの手厚い看護を受けるオリジナルストーリーが挟まれた。また、野沢雅子は、ベジータに遠慮なく物事を言える人物は我が儘で言いたいことをはっきりと言う性格のブルマだけだったため二人を結婚させたと鳥山明が語っていたことを明かしている。ヒロインという立ち位置だが、戦わない女性キャラクターであるため、作中でバトルが激化していくにつれて登場機会は減っていく。しかし、科学者として地球や仲間たちの運命を左右する物の発明・改造に大きく関わっており、間接的に仲間や家族をサポートする立場、重要キャラクターであるベジータとトランクスの家族としての立場で、物語に長く関わり続けた。自分で「可愛い」「天才」と何の躊躇もなく言う自信家であり、ファッションは露出度が高いスタイルである。自分勝手で気が強く、遠慮なくずけずけと文句を言うわがままな性格。場合によっては脅迫もするため、ウーロンはブルマに「あいつ体はいいが性格は悪い」という印象を持った。悟空は少年時代、特に下手には出ていなかったが、成長して内面的に成熟してくるとクリリンや悟飯たちと同様に頭が上がらなくなる。未来の世界の息子であるトランクスも、クリリンがブルマの性格のきつさに困ると、「未来でも変わってませんよ」と答えている。下記のような性格ゆえ清い心の持ち主ではなく、筋斗雲には乗れなかったが本人は自分は誰よりも性格が良いと思い込み、乗れなかったのも美しいのが罪だと勝手な解釈をしている。当初の旅をする目的は「素敵な恋人」欲しさであり、いい男にめっぽう弱い。いい男を見ると体が勝手に動くという性質も持つ。対象が悪役でも一目惚れするやいなや遠慮なく迫っている。ピラフ一味の人質になりかけたときにはスケベなことを言ってピラフたちを赤面させた。ヤムチャとの交際後は、作中時間で8か月が過ぎても初キスをしていない。亀仙人に許容したのは、亀仙人が持つドラゴンボールと引き換えに自分の下着を見せること、ブルマの姿に化けたウーロンを身代わりにしたり、暴力で返したりするなど亀仙人の体へのタッチは一貫して拒否する姿勢を崩さない。危険な状況にいても肌の心配をするほどマイペースで、ナメック星編では宇宙船内を下着姿で過ごしたり、フリーザの側近であるザーボンに目を奪われたりした。以上のような奔放な性質はベジータに対しても発揮され、ベジータを「下品な女だ」と赤面させた。のちにベジータとの間にトランクスが生まれたことで、ブルマはベジータが人に情を抱くようになるきっかけをもたらす存在としての側面も持った。恋人ヤムチャによく立腹する。理不尽な理由でヤムチャを一方的に責めたり、また、クリリンたちが危険なところを助けたにもかかわらず、お礼を言うどころか文句を言ったり、アニメ版では魔人ブウ編でトランクスたちがブウとともに精神と時の部屋へ閉じ込められた際にクリリンたちに「みんな、卑怯者よ」と同じことをした自分を棚に上げたりと、傍若無人極まりない性格である。初期から自由奔放であり、レッドリボン軍編では悟空と西の都で再会した時に学校を「つまらない」という理由でサボっている。好奇心旺盛である。サイヤ人編以降はラディッツが悟空の居場所を知った方法、地球から撤退したベジータの帰還先、ナメック星人の繁殖、精神と時の部屋で過ごしたベジータの変化がない頭髪、などに疑問を持ったりした他、地球に来襲したフリーザや、人造人間などを現地まで見物しに行く怖いもの知らずの一面も描かれている。おてんばな描写が多いが、理性的でもある。ナメック星編では、ミスター・ポポとの会話から、神様の宇宙船の操作方法を見抜いたり、天下一武道会での神とピッコロの会話がナメック語であると気づくなど、頭脳明晰さを発揮している。また、ポポからナメック語を学習している。悟空に彼自身が敵をひきつけていることを指摘したり、未来の世界ではトランクスの現時点での実力の程度を見極めており、鋭い洞察力をうかがわせる言動も見られた。世界や仲間の危機のたび、積極的に救援し、サポートを惜しまない。個人的な気持ちに駆られることも多く、自分(家族)の安全が一番大事であるため、命が危なくなると悟空を見捨てようとしたり、レッドリボン軍に入隊志願したり、ナメック星到着後に危険を知るやいなや早く帰還したがったりと、危険を顧みず人助けをするクリリンたちとは違い、その場の感情によって動く姿も見せる。強気なじゃじゃ馬でもあって、敵によって安全が脅かされるならば、危険を恐れず現地へ向かおうとする。喜怒哀楽が激しく、非常に表情豊か。さばさばしており、悟空やヤムチャなどに怒りを放っても持続することなく、明るく、悲しみを引きずらず、誰に対しても分け隔てなく接し、仲間たちへの優しさも持ち合わせている。物語当初、少年期の悟空の面倒を見たり、冒険の終わりに出会った仲間たちを家に招待したり、ナメック星消滅後にナメック星人やベジータを家に招待したりと、世話好きの一面も見せた。バイタリティーに溢れた強い人物であり、未来の世界では、仲間たちをなくし、人造人間に世界を破壊されている過酷な環境の中、タイムマシンを作っている。人造人間編以降、母親になったブルマは家族思いの母・妻としての姿も見せる。子供のことは比較的自由に育てている模様である。魔人ブウ編の頃になると、かつてない激戦が始まり傍観するだけの立場にとどまった。戦局が激化する前に、天下一武道会で息子の試合を威勢よく応援しながら、隣の観客に好戦的で荒っぽい気性を見せた。ファッションセンスも変わらず露出度が高い。ベジータとの夫婦関係はあまり語られていない。しかし、ブルマは人造人間編の時点でベジータを心配しているような様子を見せており、つんけんした態度でセル戦へ向かったベジータに対しても穏やかな構えである。ブウ編では離れた場所にいるにもかかわらず、ベジータの死を直感したり、彼の暴走や死にひどく取り乱したりする姿も見せた。ベジータの方も魔人ブウ編でブルマの身を案じるなど、彼女のことを思っている。好奇心旺盛さが原因で、危ない目にも死にかけた目にも遭った(ただし、本人はいつも、酷い目に遭うのは悟空たちのせいだと自分を棚に上げている)。アニメ版ではフリーザの地球襲来時、ウーロンに「地球が滅んでもブルマだけは生き残りそうな気がする」と言わしめている。このようなことを本人も自覚しており、未来の世界のブルマが人造人間との戦いから逃げ延びた息子へ「母さんと一緒で運が強いのよ」と述べている。父親譲りの才能で、作中幾度となく修理や発明を行っている。物によってはその場のあり合わせの部品だけでも可能。少々抜けている一面を見せたこともある。レッドリボン軍の技術力を17歳時点で大きく超えており、その能力は壊れたドラゴンレーダーを見た則巻千兵衛に「自分よりも天才がいる」と思わせたほど。普段はやかましい人柄でもあるが、メカのこととなると真剣で、時には作業速度が非常に速い。サイヤ人編からは、地球レベルを超えている天才さを発揮する。ブリーフ博士と共にナメック星行きの宇宙船改造に着手、ナメック星編後はベジータに頼まれた戦闘服を作ったり、ブリーフ博士でも分からない所が多かった人造人間の設計図を見て人造人間の弱点に着目したりするなど、戦いへの貢献度が高い。別の次元の未来および劇場版ではタイムマシンも発明し、人造人間からこの世を救うきっかけを作った。魔人ブウ編では悟飯の相談に応じてグレートサイヤマンの変身スーツを発明。悟飯が天下一武道会に参加する際の変装についてアドバイスした。最終章にあたる魔人ブウ編後、10年の年月が流れて51歳となっている。「オバサン」と言われると激怒し、周囲からは若いと言われていることを主張する。父親のブリーフ博士が研究所兼自宅として西の都に広大な敷地を持っており、カプセルコーポレーション本社とは別の場所にある。西の都で1、2を争うほどの大きな邸宅で自家用の乗り物がたくさん置かれている。窓が付いたドーム状の大きな建物で、入り口には受付とメイドのロボットがおり、話しかけると電子音声で答えてくれる。1階はメインロビー、応接室、ブリーフ博士の研究室などがあるほか、建物の中心部には大きな室内庭園がもうけられている。ここにはブリーフ博士が拾ってきた捨て猫、捨て犬、中型の鳥、果ては捨て恐竜まで飼われている。ナメック星へ行くための宇宙船がつくれるほど大きく、悟空対フリーザの戦いで故郷の星を失ったナメック星人たちが、移住先を見つけるまでの間ここに居候していたこともあった。住所はWST3338926K 。上の階にブルマたちの部屋があり、ブルマは普段、中2階で生活している。5階にはブルマの部屋があり、自分の部屋で研究、乗り物などの開発や修理もできるようになっている。アニメ版でのブルマの部屋には、窓に植木が置かれており、ピンクのカーテンがかけられている。悟空がドラゴンレーダーの故障で初めてここを訪れた際には、ブルマは自分の部屋でこれを修理している。ベジータが住むようになってからは、最上階に重力室が備え付けられた。人造人間が暴れまわっている未来世界では秘密の地下室があり、ブルマがここでタイムマシンを作っていた。父親であるブリーフ博士とおっとりした性格の母親がここに住んでおり、ブルマは両親のことを「父さん」「母さん」と呼んでいる。ブルマの家は代々放任主義だが、基本的にブルマが完全に仕切っている。大富豪だが、ミスター・サタンと違い、贅沢三昧の生活をする描写はなく、食生活もいたって普通である。ブルマ自身も金にがめつくなく、戦いで亀仙人所有の潜水艇を壊した後、入手していたダイヤモンドを弁償として亀仙人にあげたことがある。魔人ブウとの闘いが終わり、数年後に悟飯とビーデルが結婚した頃に、トランクスと共にベジータに家族旅行に連れて行ってもらい、旅行先で豪華客船を見て自分の誕生日パーティーを豪華客船を貸し切って行なうことを思いつく。豪華客船「プリンセス・ブルマ号」に仲間たちを招待して自分の誕生日パーティーを開き、ビンゴ大会の特等の景品にするためにドラゴンボールを7個全て集めて厳重に保管していた。怒らせると怖い面も多く、悟空やベジータほどの戦闘力ではないが、連絡が取れないウイスの居処についてしつこく尋ねる悟空に対し堪忍袋の緒が切れたようにパンチを食らわせたり、自分に対する陰口や愚痴をこぼすジャコにも殴りつけることもある。特にジャコを殴り飛ばした際、側で見ていたベジータやピッコロも驚いていた。ビルスが地球を去った後、ウイスが何度も地球に来訪して友達になり、その度に美味しい物をご馳走しており、見返りとしてビルスが地球を破壊しに来たらブルマとトランクスだけは助けるように頼むことをお願いしている。週に一度はカップ麺を食べずにはいられない。未来世界のブルマは1年懸けて、タイムマシン用のエネルギーを精製することに成功し、トランクスにエネルギーを託した直後、ゴクウブラックに襲われて死亡した。カプセルコーポレーションの会長に就任。かつての怒りっぽい性格は消え失せ、子供の姿になった悟空を懐かしがり、あっさりと受け入れるなどの寛容さを見せていた。悟空たちのドラゴンボール探しのために宇宙船を設計する。その9ヵ月後、地球に襲来したベビーに卵を産み付けられて洗脳される。他の洗脳された地球人たちと比べ、眼の周りが黒い縁取りで覆われ、邪悪な表情を見せることも特に多かった。また、性格も極めて残忍になっており、サイヤ人を抹殺するためならばベビーをも利用するなど、手段は選ばなかった。ベビーに対しては常に敬語で、深くお辞儀する場面もあるなど、誰よりも従順な態度を示していた。頭脳明晰で有能な面も健在だった。実際、ツフル星移住のための超大型宇宙船や超ブルーツ波発生装置などを発明したり、独断でベビーを大猿に変化させたり、ベビーのダメージを回復させたりした。また「全宇宙ツフル化計画」の副官も任され、ベビーの腕に抱かれている場面もあるなど、ベビーから公私にわたって信頼されていた模様。しかし、ベジータから抜け出したベビーに邪魔者扱いされてしまい、その後に超神水を飲まされてベビーの洗脳から解放された。邪悪龍編では、ドラゴンレーダーを作ったために老界王神に邪悪龍を呼び起こした張本人にされ、「孫悟空がいなければ16歳の少女1人だけで7つのドラゴンボールを全部集めるのは無理」と悟空に責任転嫁する。その後、戦いで満足に活躍できない自分に苛立ちを覚えるベジータのために、超ブルーツ波発生装置を開発し、ベジータの超サイヤ人4化に貢献した。また、超ブルーツ波発生装置を破壊された際に一星龍の攻撃を食らったにも関わらず、黒こげになるだけで済んだ。超ブルーツ波発生装置の製作エピソードなど、ベジータとの夫婦愛や信頼関係が散見されるシーンが多く描かれた。最終回では、原作、アニメ『ドラゴンボール』第1話での悟空との出会いを感慨深げに回顧した発言の後、家に帰っていく場面を最後に出番を終える。100年後の世界では彼女の子孫である人物(声・容姿も同じ)が老婆となったパンの前に現れており、息子のベジータJr.の試合を観戦している。『銀河パトロール ジャコ』では最終話に5歳の頃の姿で登場。該当作が『ドラゴンボール』本編より以前の悟空が地球に来た年に起きた出来事となっている。この頃からすでに機械知識は相当なもので、強力な光線銃を開発して使用したり、ジャコの宇宙船の故障原因や反重力装置の仕組みを正確に把握したり、壊れたアンテナを修理したりしていた。この作品ではドラゴンボールを探す旅に出た時点のブルマも登場しており、『ドラゴンボール』で学校の夏休みを利用して旅をしていることについて、超天才なのでとっくに大学を卒業しており、特別講師をしている大学の夏休みであると語られた。また、作品のヒロインであるタイツは10歳以上年の離れた姉である。『CROSS EPOCH』では宇宙を巡る強盗団の頭として登場。相棒ナミとのコンビネーションは抜群で、ナミからは「姉さん」と呼ばれている。本作ではやや若い容姿で登場しており、やんちゃな姿を見せる。点線はジャンプスーパーアニメツアー08『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』にて登場するオリジナルキャラクター。先述の通り発明の天才で、ドラゴンボールの探知が可能なドラゴンレーダー、相手に舐めさせた上で「ピーピー」と言うと、舐めた相手が下痢を起こすPPキャンディーなど、作中で多数の発明をしている。また、地球の神が乗ってきた宇宙船、サイヤ人やフリーザ一味が使用していたスカウターや戦闘服など、既存品の改良も行っている。ベジータに依頼されて作った戦闘服は旧型のスタイルに近い形だが、これは軽量化を求めた結果である。スーパーカセットビジョン用ゲーム『ドラゴンボール ドラゴン大秘境』にて初登場。『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではお助けカードとしても登場。HP(キャラクターの体力)を少し回復できる。『激神』ではHPのほかKI(必殺技を使うための数値)も少し回復できる上、1ターンに1回使える。PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ2』ではスキルショップの店員として登場。隠し要素としてコスチューム変更ができる。ニンテンドーDSの『ドラゴンボールDS』、モバイルの『ドラゴンボール RPG 少年編』では操作が可能。悟空との出会いから始まる原作ストーリーに沿って展開が進み、戦闘は主に銃による攻撃で戦う。連載前の構想での名前は「ピンチ」。鳥山はブルマの名前の由来について、女の子の履くブルマーであると発言している。「女の子だからといって可愛い名前は嫌なので馬鹿馬鹿しく、それで女性とわかるようにした」と鳥山は名付けた理由を語っている。ブルマはこの名前を気にしており、悟空から「変な名前」と笑われた時にはそのことに腹を立てているシーンが描かれた。また、初期にはクリリンから「パンツさん」と間違えられて怒りながら訂正するシーンがある。物語のメインヒロインである立場上、特に連載初期には露出の多い服装(フライパン山時に至ってはバニーガールの衣装を文句を言いながらも着ていた)、ヌードやパンチラといったいわゆる「サービスカット」を担当することが多かった。特にアニメでは亀仙人から何度も痴漢に遭い、そのたびに手痛い突っ込みを入れている。ブウ編では40代になっていたが、悟空が老界王神に頼みごとを承諾させる際、交換条件としてブルマの体を触らせることを提示、アニメ版などでは相変わらず亀仙人からの痴漢に何度もあっており、最後までお色気の担当を担った。なお、編集の鳥嶋和彦はブルマと悟空を恋仲にしてラブコメ路線にすることも考えていたが鳥山に反発された。作中、美男で強い男に成長した悟空を見て、モーションをかけなかったことを少し後悔する場面がある。レッドリボン軍編にて悟空がブルマの自宅に訪れた際、ブリーフ博士が悟空とブルマに「お前らキスぐらいはいったのか?」との質問に対してブルマが激怒していたこともあった。また、未来の世界では「悟空はそれほど強い人だったのか」というトランクスの質問に、「強いこともあるけれど、どんなとんでもないことが起きても必ずなんとかしてくれそうな、そんな不思議な気もちにさせてくれる人」であると答えている。鳥山はブルマについて「ブルマみたいに我侭できつい女の子は好きじゃない」、「不思議に女の子のファンがいるのは性格が男っぽいせいかも」などと語っている。しかし鳥山は、作中で「友達になりたいキャラクター」に、クリリン、デンデ、亀仙人、孫悟飯と共にブルマの名を挙げており、「親にしたいキャラクター」にもブルマの名を挙げている。鳥山は「キャラクターの中で一番ファッショナブルなのは?」という質問に「ブルマかと思ったけど、オバサンになってダサイの着てるし」と答えている。アニメ版ではカエルの姿になったギニューと出会い、彼女はただのカエルだと思ってプリンやチョコレートを食べさせ、さらに翻訳機を付けたせいでギニューのチェンジを受けてしまい、体を取り換えられるというハプニングに見舞われた。その他、アニメ版においてチチの悟飯に対する教育ママぶりと過保護ぶりに呆れていたが、ブルマ自身も母親になってからは良き友人になっているようである。ただし、劇場版『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』や第25回天下一武道会のように、お互いの夫や息子同士の対戦になると「どちらが強いか」を言い争っている。ナメック星編の時期に行われた鳥山明の漫画全般を対象にしたキャラクター人気投票では第10位。連載中に行われた週刊少年ジャンプ誌上での「ドラゴンボールキャラクター人気投票」では9位にランクインした。また、1992年の『アニメージュ』主催の人気投票によるアニメグランプリの女性キャラクター部門では、『ドラゴンボール』の女性キャラクターとして唯一ランクインした(過去にはチチが1989年にランクインしている)。
出典:wikipedia
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