マイク・ホルツ（Michael James Holtz , 1972年10月10日 - ）は、アメリカ合衆国バージニア州出身の元プロ野球選手（投手）。1994年、MLBドラフト17巡目でカリフォルニア・エンゼルスに入団。1996年7月11日、メジャーデビューを果たす。2001年まで、アナハイム・エンゼルスで中継ぎ投手として活躍。1997年は、66試合に登板し防御率3.32という成績を残している。2002年にオークランド・アスレチックスでプレーするが、シーズン途中にサンディエゴ・パドレスへ移籍する。2003年はピッツバーグ・パイレーツで、2004年にはタンパベイ・デビルレイズのマイナーリーグでプレー。この間には、左肘を故障し手術をした。2005年1月18日、横浜ベイスターズと契約。2月9日、沖縄キャンプに途中から合流。チームに不足していた左の中継ぎ投手として44試合に登板する活躍を見せ、チームを久々のAクラスに押し上げるも、暑さに弱く夏場に成績が低下することもあり、シーズン終了後に自由契約になった。横浜を1年で退団後の2006年、ボストン・レッドソックスのキャンプに招待選手として参加し、そのまま入団（マイナー契約）。救援左腕として期待され、開幕後の5月に昇格。4年ぶりにメジャー復帰となるが、3試合登板しただけで、シーズン途中に解雇された。2007年1月、現役引退を表明した。日米通算397試合登板（メジャー353試合・日本44試合）を記録しているが、そのうち先発登板回数ゼロと専らのリリーフ投手であった。実働8年間メジャーでは中継ぎ専門投手として活躍し、メジャー60試合以上登板が3シーズン（97年、00年、01年）ある。ストレートは平均130km/h台後半とあまり速くはないが、スライダーとスローカーブが持ち味。投げ方は、オーバースローとサイドスローを打者によって使い分けていたという。1996年、2Aからのメジャー昇格の際にユニフォーム姿で球場に向かったところ、普通の選手より小柄な体格のホルツを見たガードマンにファンと勘違いされ入場拒否されてしまう。横浜では、1年で解雇されたが、野球への真面目な取り組み方等、首脳陣やチームメイトからの評価は高く、牛島和彦監督曰く「クルーンとホルツは僕にとっての宝物」と言わしめたほどであった。

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