肉吸（にくすい）とは大阪の料理であり、肉うどんからうどんを抜いたもの。かつおや昆布等を使ったシンプルなスープに、たっぷりの牛肉と半熟状態の卵が入っている。また、卵抜きや豆腐が入ったものも存在する。難波千日前にあるうどん屋「千とせ」が発祥とされ、千とせのメニューでは『肉吸い』と書いてある。そもそもの始まりは、吉本新喜劇の俳優である花紀京が出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文し、先代の店主がそれに応えたことから始まり、その後、クチコミで世間に広まり店一番の人気メニューとなった。。肉吸いは全国に広がり、すき焼き風、卵かけご飯風など、バラエティに富んだ様々な食べ方が生まれている。2008年2月から毎年、サークルKサンクスとのコラボ商品として、レンジアップスープ『千とせ　肉吸い』が期間限定で発売されている。2016年現在、なか卯一部店舗のみで肉吸いを提供している。公式サイトのメニューに無く、当然クイックナンバーも登録されていない。

出典:wikipedia