渋谷 節子（しぶや せつこ、出生名: 小和田 節子〈おわだ せつこ〉、1966年（昭和41年）7月8日 - ）は、翻訳家、客員教授であり、皇族の皇太子徳仁親王妃雅子の実妹。学位は学士（社会科学）（米国・ハーバード大学人類学部博士）スイス連邦のジュネーヴ市で、外交官・小和田恆の次女、小和田節子として生まれる。双生児として生まれ、姉は礼子（池田礼子）であった。1988年（昭和63年）3月、東京大学文学部（英語英米文学科専攻）を卒業後、本田技研工業（HONDA）に勤務したが三年後の1992年（平成4年）に退社。その後、同年に東京大学教養部に学士入学。1994年の卒業と同時に同修士課程入学（教養学部）、同年9月に米国のハーバード大学人類学部博士課程入学（ベトナム伝統文化）。1997年に東京大学教養学部修士課程は中退し、1997年から1998年の約1年間を地方のベトナムで過ごす。平成11年（1999年）ハーバード大学時代の学友である医師（当時は世界保健機関勤務）渋谷健司と米国のボストンにて結婚挙式、同年6月28日の東京での披露宴に実姉の皇太子妃雅子が出席した（皇太子は欠席）。披露宴は仲人を立てない形式でなされたが、乾杯の音頭は明石康（元国連事務次長）がとった。スイス・ジュネーブから通勤圏内であるフランスのパリ郊外の在住であったが、2008年春頃から帰国、かつて住んでいた東京都・目黒区の小和田邸に夫の健司と暮らしている。

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