ネイビス島 (ネイビスとう、Nevis) はカリブ海の小アンティル諸島のリーワード諸島、セントクリストファー島のすぐ隣にある島で、セントクリストファー島と共に島国、セントクリストファー・ネイビスを結成している。火山島で最高地点はネイビス山(985m)。海岸は珊瑚礁に囲まれている。ネイビス島は18世紀に有名な温泉と鉱泉が発見され、カリブの温泉地として有名になった。面積は94kmで人口は12,106人、中心地はチャールズタウン。1493年にクリストファー・コロンブスによって発見され、1623年にイギリスの植民地となった。セントクリストファー島と共に、1983年にイギリスからセントクリストファー・ネイビスとして独立した。ネイビス島ではセントクリストファー島の中心的な支配に不満の声があり、分離独立の動きがある。ネイビス改革党(NRP)、ネイビス市民運動のバーンス・アモリーは連邦政府のセントクリストファー島に対してネイビス島の自治権の拡大を要求しており、1997年にはネイビス島の分離独立を決議し、翌1998年にネイビス島で分離独立を伺う住民投票が行われた。61.8%が分離独立に賛成したが、独立に必要な三分の二(66.7%)を獲得出来ず、ネイビス島の分離独立はならなかった。農業はサトウキビが中心で、漁業他、観光産業も重要である。アメリカ合衆国憲法の草案者アレクサンダー・ハミルトンの出身地でもある。島にあるバースという小さな村はネイビス島の有名な温泉地で、1778年に温泉源近くに建てられたバース・ホテル&スプリング・ハウスがある。18世紀以来、治療・温泉浴目当てに、西インド諸島やヨーロッパから船でやって来る観光客向けに建てられた、カリブで最も歴史あるスパリゾートホテルである。島の名である「ネイビス」とは、スペイン語の雪を意味する「ニエベ」が由来。コロンブスが発見した時、島の山(後のネイビス山)の頂上が真っ白な雲に覆われている様子を見て、山の頂上が雪に積もっていると勘違いした事から雪を意味するネイビスと名付けた。スポーツはサッカーが盛んであり、本国代表とは別に、サッカーネイビス島代表という島選抜の代表チームもある。
出典:wikipedia
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