清澄寺(せいちょうじ)は、千葉県鴨川市清澄にある日蓮宗の大本山。山号は千光山。日蓮が出家得度および立教開宗した寺とされ、久遠寺、池上本門寺、誕生寺とともに日蓮宗四霊場と呼ばれる。なお、本堂のある清澄山(きよすみやま)についても本項で触れる。寺の縁起によれば、旅の僧(聖僧)が当地を訪れて虚空蔵菩薩を祀る一寺を建立し、山岳信仰の霊場となったという。僧の素性は不明で、「不思議法師」と呼ばれた。山頂近くに古い柏の木があり怪しく千光を発していたことから山号を千光山とし、柏の木の下に水の涸れた池があって、加持すると清泉がたちまちに沸いたことから寺号を清澄寺としたという。清澄山の主峰は標高377mの妙見山で、千葉県で3番目に高い山である。なお、本堂付近の標高は約310メートルである。南房総国定公園に含まれており、北斜面には暖帯性、南斜面には亜熱帯性の植物が自生する植物分布の境界となっている。また、安房・上総の分水界であり、養老川や小櫃川も清澄山を源流とする。地質学的には新第三紀に形成され、泥板岩や砂岩で構成される。山周辺には旭が森があり仏舎利塔も建つ。清澄山は本土で一番早く初日の出が拝める場所でもあり節分には豆まきも行われている。また、山周辺の一帯には東京大学農学部の演習林がある。空手家の大山倍達がこの山に籠もって修行したことでも知られる。
出典:wikipedia
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