神奈川中央交通横浜営業所舞岡操車所(かながわちゅうおうこうつうよこはまえいぎょうしょまいおかそうしゃじょ)は、神奈川県横浜市戸塚区舞岡町3511に位置する神奈川中央交通の操車所である。略号は舞岡営業所であった時からの「お」を継承。全路線の運行を横浜神奈交バスに委託している。2010年3月より全線でGPSによるバスロケーションシステムが導入されている。横43・横44・戸45は舞岡の主要路線で、横43・44の違いはこども医療センターを経由するか否かのみである。戸45は2016年2月8日に横浜市南区役所の移転に伴い新設された。横44を桜木町駅発着に短縮し、南区総合庁舎前と市大センター病院前経由に変更したもので、横44の一部便を振り替え平日日中のみ運転する。横浜市中心部と戸塚駅を結ぶが、所要時間が長いことから全線を乗り通す乗客は少なく、京浜急行電鉄(京急)本線に接続する井土ヶ谷・弘明寺口付近で乗客の大きな入れ替わりがある。横43には、かつては横浜担当便があった。戸01は横43の区間便で、戸塚駅発は夜間、井土ヶ谷下町発は平日早朝に運転。戸03は往路は平日・土曜の朝に1本、復路は平日・土曜に3本運行(休日運休)。現在、県庁入口(乗車)停留所は使用されていないため、戸塚行きは本町四丁目から出発する。戸38は深夜バスも設定される。横46は平日朝1往復のみ運行されるが、2003年10月20日までは全時間帯で運転されており、改正で多くが戸38に短縮された。保06は戸38の区間便で、不動坂行きについては平日と土曜の深夜バスのみ、保土ヶ谷駅東口行きについては平日早朝の2便のみ運行される。戸塚駅東口と舞岡営業所を結ぶ路線で、運行本数は管内最多である。平日・土曜には深夜バスも運行されている。東01は2003年10月20日の路線改編で開設された、同改編で廃止された東07・16の代替路線。元々は、東戸塚駅と相模新橋を結ぶ路線に充てられていた系統番号であった。東06は、廃止された東16の姉妹系統。元は東16が運行しない平日・土曜の朝夕や日曜の日中に運行されていたが、2003年10月20日に、平日朝・往路1本のみ運行となった。東08は、東戸塚駅と南区の集合住宅「横浜パークタウン」を結ぶ。横17は国道1号線・保土ヶ谷駅経由で横浜駅と東戸塚駅を結び、東21と205はその区間便である。横17の運行本数は1時間に4本程度で、横浜駅西口では発車が平日、土休日とも第2バスターミナル、到着は平日が第1バスターミナル、土休日が第2バスターミナルとなっている。そのため、鶴屋町3丁目は平日の横浜駅西口行きのみが経由する。かつて205は横浜市営バスとの共同運行であった。戸33・東02ともに横浜神奈交バスとの共管路線。川上団地まで行く戸37も同区間を走行するが、現在は横浜神奈交バスに移管されている。東02は入出庫便で、長らく不動坂発着だったが、2014年2月1日に不動坂 - 舞岡が延伸された。川上団地方面へ行く戸37、東04については横浜神奈交バスの項目を参照。横浜駅・戸塚駅と平戸団地を結ぶ便が2003年10月20日に廃止されたため、平戸団地に乗り入れる唯一の路線となった。東10は短距離路線だが、両端が駅であることから利用者は多く、特に平日夜は運転頻度が高い。かつては名瀬まで運行(東05)していた。以前、緑園都市駅行きは後払いで東戸塚駅行きは先払いだったが、2007年2月26日から緑園都市駅行きも前乗り先払いに変更された。東15は1時間に2~3本程度の運行。平日の最終便は公園前商店街入口で終点になり、東戸塚駅東口まで運行しない。また、朝方に名瀬小学校入口が始発になるものがある。また2016年5月1日より使用車両が中型車から大型車に変更された。1時間に1本程度運行。上永谷駅 - 京急ニュータウンは横浜市営、江ノ電バスと競合する区間である。2006年3月27日に横浜市営バスから移管されて開設された。平日・土曜の最終は保土ヶ谷駅 - 芹が谷の区間便となる。2007年4月1日、「芹ヶ谷」から「芹が谷」に変更した。2007年4月1日、横浜市営バス滝頭営業所より移管された。山谷 - 中村橋間には急勾配の坂を走行する区間があり、横浜市営時代、積雪時はこの区間の運行が中止となり長者町・浦舟町方面への迂回運転となった。現在でも積雪時や事故発生時などで稀に中村橋 - 日本大通り駅県庁前間で迂回運転を行うことがある(その場合の方向幕は「神奈川中央交通」となる)。この路線には「YAMATE LINER」と言う愛称が付けられており、当路線専用の塗装が施されたノンステップバスで運行されており、当路線単独運行区間(港の見える丘公園前 - 蒔田駅前間)の停留所にも車体と同じカラーリングが施されている。また、この路線には神奈中による運行当初からGPSによるバスロケーションシステムが導入されている。なお、専用車が検査に入った際などには元専用車や一般塗装車が使用されることがある。神奈川中央交通としては珍しく、行先のローマ字表記と車内放送に英語アナウンスが入る。2007年4月1日に横浜市営バスから移譲された路線で、弘明寺付近の経路は片方向循環となっている。また、この路線には11系統と同じく神奈中での運行開始当初からGPSによるバスロケーションシステムが導入されている。30・71は横浜市営バスとの共管路線で、神奈中は循環線のみ担当していた。後に30系統の上大岡駅 - 芹が谷 - 上永谷駅の区間便、2005年7月4日の移管で、芹が谷発着の区間便も担当を開始した。2005年11月28日には休日便が全便移管され、2006年1月30日に全ての便が神奈中へ移管された。また2011年10月16日からは30系統の上大岡駅 - 吉原 - 上永谷駅の区間便が設定されたが、後に舞01となり廃止された。上96は廃止された69系統の区間便。元々は99年の改正で203系統の担当が横浜から舞岡に移管された際に、東戸塚駅からの折返入庫便として新設された。笹下車庫閉鎖後は日中も運転されていたが、2003年10月20日の改正で深夜のみ運転となった。203は以前は横浜市営バスとの共管路線で、神奈中は全線通しの便のみ担当していた。同局の路線再編に伴い芹が谷発着の区間便を含む全便を移管された。同時に姉妹系統の206系統も移管されている。上202は203と違い、神奈中単独で運行された路線。神奈中では数少ない「系統頭文字+3桁」の系統番号は、203系統の関連路線という意味合いで附番されたものと思われる。平日朝と日中1本に芹が谷→東戸塚駅東口方面の区間便がある。2011年10月11日から同年12月9日までの60日間実証運行され、翌年4月2日から本格運行を開始した路線。上大岡駅とそれまで公共交通機関空白地帯だった港南区日野ヶ丘地区を結ぶ。上大岡駅→日野三丁目及び下車ヶ谷→上大岡駅は環状2号開通前の30系統と同じルートを経由する。一部は公務員住宅中央からの運行や下野庭三田までの運行のものもある。2012年9月3日から運行開始した路線。舞岡から日限山までは上永谷駅方面への回送ルートを通り、日限山から上大岡駅まではかつての横浜市営バス30系統と同一ルートを経由する。この路線が誕生するまでは上永谷駅と日限山地区を結ぶ路線は横浜市営、江ノ電を含め全て京急ニュータウン発着だったが、初の京急ニュータウン方面に向かわない路線となった。一部は舞岡-上永谷駅の区間運転。井10は、引越坂ではなく別所中里台経由で井土ヶ谷下町とこども医療センターを結ぶ。井11・12は井土ヶ谷下町(京急線井土ヶ谷駅)、弘明寺口(弘明寺駅)と集合住宅を結ぶ路線で、深夜バスとして運行される井14もパークタウンを経由する。東50は2003年10月27日に開設。公共交通空白地帯だった港南区上永谷北部、芹が谷南部を経由する。東55は2000年10月15日に開設された。東戸塚駅と公共交通空白地帯だった戸塚区上柏尾町を結ぶ。始発のみ柏尾台住宅入口始発。69の姉妹路線で、南高校を経由していた。国道1号の慢性的な渋滞に悩まされ続け、69と共に廃止。横43や上大岡駅発着の循環系統など、本数が多く頻繁に運行される路線が多いことから当操車所の在籍車両も多数である。かつては日産ディーゼル(現:UDトラックス)車も多く配置されてきたが、既に全廃されている。一般路線用車両の主力は大型車で、三菱ふそう「エアロスター」が大多数を占めるが、ごく僅かながら日野自動車のハイブリッドノンステップバス「ブルーリボンシティハイブリッド」が4台在籍する。このほか、中型車の三菱ふそう「エアロミディS」といすゞ「エルガミオ」に、東戸塚駅発着の狭隘路線向けの小型車は現在、日野「ポンチョ」が少数在籍している。三菱ふそう「エアロミディME」は、2015年12月に大和営業所中山操車所へ転属している。横浜市営バスから移譲された11系統には、茶色とクリーム色のカラーリングを纏い「YAMATE LINER」のロゴが付いた専用塗装車が12台用意された。当初は標準尺ワンステップバスが投入されたが、2ヶ月も経たないうちに同数の短尺ノンステップバスが投入された。当初投入されたワンステップバスは大半がロゴを「KANACHU-BUS」に変更し、11系統以外の路線でも使用されるようになったほか、現在は1台が伊勢原営業所に転属し運転訓練車に転用された。また、「YAMATE LINER」ロゴの車両については、11系統に加え同じく横浜市営から移管された60系統にも使用されている。その他、学校送迎用の特定車や、横浜神奈交バスに所属する路線車・空港リムジン(横浜神奈交バスの項目を参照)も在籍する。運行路線の規模は大和に次いで2番目の規模。大和とともに横浜市営から多くの路線を移管され、管轄エリアが拡大しているためである。近年では、横浜の管轄範囲内(磯子地区)へも進出した。
出典:wikipedia
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