夏 夕介(なつ ゆうすけ、1950年10月30日 - 2010年1月27日)は日本の俳優。本名は田浦 久幸(たうら ひさゆき)。熊本県荒尾市に生まれ大阪で育つ。身長175cm、体重76kg。血液型はO型。大阪府立泉大津高等学校卒業。妻は元女優の伊藤めぐみ。長女は元宝塚歌劇団宙組の娘役・愛花ちさき。特技は射撃、空手。大阪のバンド「グランプリーズ」で当初はエレキギターを弾いていたが1968年初めにオルガニストへ転向。1969年春に高校卒業後は、グランプリーズのヴォーカルとして活動していた和田アキ子のプロデビューをきっかけに上京。和田の所属事務所であるホリプロよりルックスの良さを買われ、同年5月に脱退した赤松愛の後を引き継ぐ形で、当時人気絶頂だったグループ・サウンズ「オックス」に「田浦 幸(たうら ゆき)」の芸名で参加。1970年「オックス」在籍中に、ソロ歌手として「涙が燃えて」でデビューするも成功せず、「夏夕介」の芸名で俳優業に進出する。1970年、『野良猫ロック・ワイルド・ジャンボ』で俳優として映画デビュー。1971年、5月末をもってオックスが解散。『美人はいかが?』などに出演する傍ら、劇団NLTの研修生となる。1972年、10月から12月にわたり放送されたステージショー形式の異色のヒーロー番組『突撃! ヒューマン!!』(日本テレビ系)で主役・岩城淳一郎役に抜擢。1974年、『ラブラブライバル』(TBS系)では、脇に回り、コミカルな演技をこなす一方、梶原一騎原作の人気コミックのドラマ化作品『純愛山河・愛と誠』(東京12チャンネル - 現・テレビ東京)では主役・太賀誠役として、本作がデビュー作となった池上季実子の相手役を務め、一躍人気俳優となる。1976年、『愛のなぎさ』(監督:根本順善、東宝)で映画初主演を果たす。同年『宇宙鉄人キョーダイン』(毎日放送 - TBS系)では再びヒーロー役を演じた。その後も『赤い絆』(TBS系)、『人はそれをスキャンダルという』(同)、『特捜最前線』(テレビ朝日系)などの人気ドラマに出演する。その後、ラムゼイ・ハント症候群を発病。顔面神経麻痺などの症状から、しばらく表舞台から姿を消していたものの、克服し「劇団シアタージャパン」の俳優代表として活躍した。2010年1月27日、胃がんのため東京都内の病院で死去。。夏の訃報は芸能関係者に衝撃を与えた。オックスのヴォーカルだった真木ひでとは自らのブログで「田浦(夏の本名)のことは書けない……」とショックを隠さず、『特捜最前線』で長く共演した横光克彦は「彼(夏)は『もう一回、同じメンバーで(特捜最前線を)やりたいね』って言ってたのに…… ショックです」とスポーツニッポンの取材に応えて故人を偲んだ。真木同様、熱心な創価学会信者(2004年入信)であり、2007年5月20日の聖教新聞日曜版「友だちトーク2007」には二人の対談が掲載された。
出典:wikipedia
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