CBR250R(シービーアールにひゃくごじゅうアール)は、本田技研工業が製造販売するオートバイである。本項では派生車種のCB250F(シービーにひゃくごじゅうエフ)についても解説を行う。CBRシリーズの普通自動二輪車250ccモデルで、過去に2車種、2013年現在では1車種の製造販売が行われている。本項では型式ごとに分類して解説を行う。1987年3月20日に発売された。サブネームにハリケーンを冠する。MC14型CBR250FOURの追加仕様であるが、車両型式変更であることから実質的な別モデルである一方で、基本設計はMC14型と同一であり車両構造や外装部品では共通部分も多い。MC14E型水冷4ストローク4バルブカムギアトレーンDOHC直列4気筒エンジンに以下の変更を実施し搭載した。フルカウル化し、タンデムシートを段分割した形状を採用するレーサーレプリカ的デザインを採用するほか以下の特徴を持つ。1988年5月13日にMC17型からフルモデルチェンジされ発売。引き続きハリケーンのサブネームを冠していたが、1989年のマイナーチェンジでホンダの公式発表では消滅した。マイナーチェンジ後は通称としてハリケーン 2と呼ばれることがある。MC17型から以下の変更を実施。また燃料ポンプを採用したため燃料計のついていないオートバイで多用される「コックON状態で走り、燃料切れになったらリザーブに切り替え給油する」という乗り方を続けるとポンプへ大きな負担となる空打ちを頻発させ、結果的に故障するので注意を要する。CBR400RRのイメージを踏襲した外観とされ、MC17型からは以下の変更が実施された。2010年10月27日に発表されたJBK-MC41型はPCXに続き全世界での販売を行なうグローバルモデルであり、生産はタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッドをメインにホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッドでも行なわる。日本仕様車はタイ生産とされ2011年3月18日に発売された。新設計のMC41E型水冷4バルブDOHC単気筒エンジンで二輪車用DOHCエンジンとして世界初のローラーロッカーアームを採用し、シリンダーの中心からクランクシャフトをオフセットすることによりフリクションロスを低減させた。単気筒独特の振動を低減するため1次バランサーシャフト・サイレントカムチェーン・メタルクランク軸受けなどを採用し高い静粛性を、燃料供給に燃料噴射装置(PGM-FI)の採用・O2センサーによるフィードバック制御・排気ガス再燃焼機構・キャタライザー内蔵マフラーにより高い環境性能を実現した。タイで先行発表されたCBR150R同様にVFR1200F・CBR1000RRで採用したフルカウルスポーツモデルの最新デザイン理論「マス集中フォルム」を基にしたスタイルである。フレームは、1980年代車両の特徴であったアルミツインチューブフレームを辞め新設計の鋼管トラスフレームを採用した。またメーターは、タコメーターはアナログ針表示、スピード・水温・オド・トリップ・時計はデジタル液晶表示とされた。CB250Fは2014年7月1日に発表され同年8月1日に発売された。型式名はJBK-MC43。JBK-MC41型のCBR250Rとエンジン・フレームなどの基本コンポーネンツならびに一部オプションを共用するネイキッドタイプの派生車種である。主な相違点を以下に示す。カラーバリエーションは以下の2色を設定。税込希望小売価格はスタンダードが464,400円、ABS装着モデルが515,160円に設定された。CBR250Rレースベース車は2014年3月18日にHRCより発売された。競技仕様として保安部品を全て取り外し、レース専用の部品を装備した車両で、HRCが主催するワンメイクレースである『CBR250R Dream Cup』への参戦を目的とした仕様になっている。
出典:wikipedia
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