『ディノクライシス』(DINO CRISIS)は、カプコンから発売されたテレビゲームシリーズ。サバイバルホラーに分類され、操作や視点などのシステムは同社から発売されていた『バイオハザードシリーズ』とほぼ同じだが、敵キャラクターがゾンビではなく恐竜に変わっている。シリーズは『3』まで発売され、外伝として銃型コントローラー「ガンコン2」に対応したガンシューティングゲーム『ガンサバイバー3 ディノクライシス』がPlayStation 2で発売されている。Xboxで発売された3作目は宇宙に舞台を移し、『エイリアン』1作目をモチーフとしたSF色の強いものとなった。全世界シリーズ累計販売本数は440万本に達している。発売日は最初に発売されたバージョンのみを示す。西暦2009年、「3年前に死亡したはずのカーク博士が生存し、軍事研究施設において『サードエナジー』の研究を続けている」との情報がエージェントよりもたらされた。政府は博士奪還の為に、政府直属のスパイチーム「S.O.R.T.」の派遣を決定。リーダーのゲイル達とともに、レジーナは博士の居るとされる孤島へと赴く。カーク博士奪還作戦から1年後の西暦2010年5月10日、サードエナジーが再び暴走した。研究都市「エドワードシティ」は研究職員、軍人から一般市民までを抱えたまま恐竜の栄えた時代へと飛ばされてしまう。政府はシティの全生存者の救出とサードエナジー実験データの確保のために特別編成部隊をタイムスリップさせることを決定。特殊部隊「S.O.R.T.」のレジーナ、「TRAT(Tactical Reconnoitering and Acquisition Team)」のディラン達を乗せた輸送艇を白亜紀へと送り込む。サバイバルホラーに分類された前作から、恐竜を倒す爽快感を前面に押し出したアクションアドベンチャーゲームとなった。大幅に向上した操作性とアクション、コンボシステム、敵を倒して得たポイントによる武器の購入などの新システムが採用され、武器の種類も飛躍的に増えている。体力はゲージ制になり、体力低下による移動制限もない。本編をクリア後に遊べるミニゲーム。キャラクターを選び、襲い掛かる恐竜達を倒していく。条件を満たすと新たなキャラクターを追加できる。恐竜も操作でき、コマンド入力で必殺技が出せる。二人同時プレイの対戦格闘ゲーム『DINO DUEL』も追加され恐竜同士で一対一の勝負ができる。プレイヤーの一人称視点で進行するガン・シューティングゲーム『ガンサバイバーシリーズ』3作目として時系列では『ディノクライシス2』のエンディング後にあたる世界でストーリーが進行する。多彩な火器による連射、爆発、放電といった演出が数多く取り入れられ、ベースとなった『ディノクライシス2』同様に爽快感を重視した構成となっている。操作は通常のコントローラーと拳銃型インターフェース「ガンコン2」によるコントロール双方に対応している。1943年。大西洋上空でドイツ軍と交戦していたアメリカ軍のパイロット、マイク・ワイアード中尉は撃墜された乗機から辛くも脱出するが敵機の追撃を受ける。突如強い光に覆われた彼の前からは敵機の姿が消え無数の翼竜が現れた。マイクは何者かによって与えられた一丁の銃と無線機から送られて来る指示のみを頼りに恐竜の闊歩する謎の世界を渡り歩いていく。今作では舞台は宇宙、西暦2584年。キャラクターも大幅に変更された。現時点でのシリーズ最終作品。当初はPlayStation 2用ゲームとして、開発されていたが、ゲーム開発において技術的な問題から開発は初期の段階でキャンセルとなり、Xbox参入の為の開発に切り替われた。また2001年5月当初の開発企画の段階では現代の大都市を舞台に恐竜達が大暴れするような構造の内容で、デモ映像も公開されていた。しかしこの設定は後にキャンセルされ、今作の近未来の宇宙船が舞台と大幅に変更された。300年前に連絡が途絶え、消息を絶ったはずの「難破船」オズマンディアス号が、木星の衛星領域内に突如姿を現した。政府は特殊部隊S.O.A.R.に調査命令を下し、探査船を派遣した。木星周辺域においてオズマンディアスに侵入した調査隊。しかし、船内に生存していたのは研究用細胞ベースから生まれた恐竜のような姿の生物だった。この異常事態の真相解明に向け、困惑と恐怖の中、調査隊員たちは調査を決行する。登場する敵は、恐竜のイメージを元に造形されたゲームオリジナルのクリーチャーであり、現実の恐竜は出現しない。この作品の敵は恐竜と言われているが、厳密には恐竜ではないクリーチャーも多い。
出典:wikipedia
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