メトロ AG（メトロ アーゲー、Metro AG）はドイツの企業グループ。カウフホーフ (Kaufhof AG) は、メトロ傘下にあるドイツの大手百貨店・小売会社のグループ。1879年にレオンハルト・ティーツ () により創業された。本社はケルン。カウフホーフ百貨店を経営するほか、子会社を持っており、小売業・レストランを展開している。メトロキャッシュアンドキャリーはレストラン・商店などの中小事業者を対象としたキャッシュ&キャリー（現金問屋）方式の会員制卸売チェーン。ドイツ・中国など世界29ヶ国に約600店舗を展開している。従業員数は290,940人(2008年現在)。日本では丸紅と提携し、共同出資の形で2000年（平成12年）にメトロキャッシュアンドキャリージャパンを設立（2009年に丸紅との合弁を解消）。2009年10月現在、首都圏に6店舗を展開している。さらに、今後は首都圏で10～15店体制を築くほか、関西圏進出も検討し、全国25店体制に拡大する方針が示されている。会員制卸売小売のコストコなどとは異なり“卸売業”であるため、一部の国以外では基本的に一般消費者は利用することができず「食のプロ」のみを対象とした営業となっている。利用に際しては食品小売業や飲食業・酒販免許などの営業許可証の提示を求めており、営業担当の社員が定期的に顧客を訪問して営業実態を確認するなど、厳密な運用が行われている。早朝の午前6時からの営業、定休日は元旦のみ、経営相談サービスを行っているのも特徴である。店内でフォークリフトなどが動いているため、顧客の安全確保のために15歳未満の入店は禁止されている。ただし乳児を同伴する等やむを得ない場合は、書面で申請する必要がある。また同伴者の入店は最大4人までとなっている。支払いは現金を原則としているが、デビットカード、VISAクレジットカードも利用が可能である。商品の陳列販売は行わず、注文商品の受け取りのみを取り扱う。実験店舗として展開し、閉店後は千葉店に統合。

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