デイリーイン (Daily・in) は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の子会社であるジェイアール西日本デイリーサービスネット (JRDSN) などがJR西日本管内で運営するコンビニエンスストアのブランド名。コンビニ業態の「ハート・イン」と駅売店業態の「キヨスク」の長所をミックスしたコンビニである。2012年11月1日、近畿圏の店舗の名称が「ハート・イン」に統合されるとともにロゴデザインが変更された。コンビニエンスストアと駅売店を折衷した事業展開となっている。流通に関してはキヨスクと同様の商品は流通経路を同じとし、補えない商品群（食品など）や新聞・雑誌などはコンビニ同様の商品輸送に頼る。公共料金の支払い業務を取り扱っていない店舗が多い。なお、店舗によって融通を利かせており、コンビニ同様のシステムを採るなどのケースもある。開店にあたっては、既存のキヨスク店舗や他業態の店舗（デイリーサービスの関連した店舗）をデイリーインに転換するケースや、駅舎の橋上化などで新規出店となるケースがある。ただ、スペースが狭い場合はキヨスクの新ブランド「ニューキヨスク」とする転換方法がある。営業時間については駅売店のキヨスクから発展した所が多いこともあって、ハート・インに比べて短いことが多い。2005年（平成17年）10月からICOCA電子マネー機能による商品購入サービスが始まった。大阪駅ではじまり、近畿圏・岡山・広島地区を中心に拡大中である。2014年3月に、ジェイアール西日本デイリーサービスネットおよび親会社のJR西日本がセブン-イレブン･ジャパンと業務提携（事実上セブン-イレブンのエリアフランチャイズ化）したことにより、デイリーインの店舗も今後5年かけて「セブン-イレブン ハートイン (Heart･in)」に転換予定である。

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