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あまいぞ!男吾

『あまいぞ!男吾』(あまいぞだんご)は、Moo.念平による日本の漫画作品。平成2年度(第36回)小学館漫画賞(児童部門)受賞。小学館発行の月刊漫画雑誌『月刊コロコロコミック』にて、1986年3月号 - 1988年3月号、1988年6月号 - 1992年9月号までの約6年半に亘り連載されていた。単行本は全16巻。復刊希望を受けて2001・2002年に英知出版が全3巻の復刻本を刊行。完結編などを含め、全81話。男気溢れる主人公、巴男吾(ともえだんご)が家族や友人らを巻き込んで、日常生活のドタバタ活劇を繰り広げる作品である。男吾は豪快・粗放であると同時に非常に義理人情に厚い性格で、ストーリーは男吾の人情味や義理堅さによって展開していくことが多く、作者は人と人との心と体のぶつかり合いを中心にして作品を描いたとコメントしている。この手のストーリー漫画としては珍しく、現実の時間と作中の時間とがほとんど同時リンクし連載が1年経過していくのに合わせて作中人物たちも1年進級していき、連載年数と同様、作中でも最終回までに6年近い時間が流れている。小学校・中学校・高校と、主に3つの展開に分かれており、作品のスタイルも異なっている。単行本化の際には細かい修正やコマの並び方の変更、書き下ろしページが追加や逆に連載時のページが省略されることもあった。2015年、小学館発行の『コロコロアニキ』3号に小学生編を舞台にした描き下ろしの新作が発表された。第5号から同誌にて連載開始。各章のタイトルは英知版/小学館版男吾とお姫と呼ばれる転校生のお嬢様、奥田姫子を中心に、クラスメイトや町内を取り巻く人々が繰り広げる学園コメディ。コミカルなドタバタ活劇のほかに、二人の色恋沙汰が絡む展開も多く、男吾の男らしい優しさに姫子が惚れ直すというパターンが主となっている。他に、男吾の友情や純粋さが大人たちを説得していく展開、逆に子供らが親の愛を知るといった深いテーマの作品が多い。ホビー漫画が人気の中心だった当時のコロコロでは評判は今ひとつだったため、男吾の卒業を持って連載終了が決定されたが、これを受けた作者はそれまで禁じ手としてきたバトル要素を含んだ前後編を執筆。これが大きな人気を得たため、連載続行が決定し中学生編がスタートする。大文字学園に入学した男吾が繰り広げるシリーズで、人情味溢れた小学生編とは一線を画し、男吾が社会の悪や暴君に挑んでいく展開が多く、男吾の正義漢ぶりが垣間見られる。ボクシングや剣道、柔道、フェンシングなど様々な格闘技が登場するが、肝心のスポーツはルールを度外視した荒唐無稽とも呼べるレベルであり、作者もスポーツはあくまでプロットを引き出すための材料として使ったとコメントしている。男吾が闘った相手として、風紀委員及び柔道部員、ボクシング部鶴田、剣道部、紅静波、白鳥竜子先生、不破源治郎などがおり、交換生徒として十文字中学へ招かれたこともある。『コロコロ』連載時では最も人気が高く、この時期に小学館漫画賞も受賞しており、中学生編で終了予定の連載は継続することになる。瀬戸内海の百戸島を舞台に、高校生でありながら轟学園小学校3年9組の小学校教師として活躍する話。男吾が担任するクラスは問題児クラスで、一癖も二癖もある児童らに自分の豪放な生き方を説いていくものであり、男吾に大人としての自覚が見受けられ、小学生編のような人情話も見られるが、バトル展開が挿入されることが多かった。連載末期には突如としてケンカトーナメントという展開に入るが、作者が安易なバトル展開を嫌っていたことと連載終了の決定もあってあっさりと話は収束し、直後に話は大団円を迎える。その後別冊コロコロコミックにて完結編が掲載された。皆が格闘能力に優れ、第一巻冒頭では帰宅早々、玄関先から部屋に辿り着くまでの間、金時、安子、知子が立て続けに襲ってくるなど男吾曰く、一家にいるときは気の休まるときがない。更にほんの僅かな遅れでも食事にありつけないなど食事中さえもバトルが繰り広げられている。男吾=団子、金時、安子=あんこ、知子=しるこ など名前はそれぞれ甘味に由来。家計は中流程度だが、家は広く、専用の道場がある。最初は家族だけで使っていたが、金時のリストラを機に格闘技教室に使われる。2巻の安子、叔母のセリフによると以前は長崎に住んでいた。金時と安子はミツの占いによる幼い頃の見合い結婚らしいが、ミツがギックリ腰で倒れた時、金時が男吾に「母ちゃんの実家(長崎)から電話があった」と伝える一方、安子はカツミの幼少時の写真を見せた際、「義妹の娘」と叔母との関係を姫子に伝えるなど実際に巴家がどちらの実家かは不明。私立小学校の様だが良くも悪くもない普通レベルの学校。しかし、教師陣たちは落ちぶれ学校だと劣等意識を持っている。男吾が小学校卒業後に進学した全寮制の共学中学校。男吾も進学を決意する以前から名を知っていたほどの札付き不良校で、男吾に同校までの道のりを訪ねられた近所の人が「大文字」の名を聞いただけで慌てて逃げ出すなど周囲から恐れられている。一方、武芸を中心とした運動部を初め、各種部活動は盛んで生徒達が主役という自由な校風から、決して吹きだまりだけの学校というわけでもなく、至って普通の生徒も多い。男吾が空手部の決闘に惨敗したきっかけで入学を志望することとなる。教員たちも血の気が盛んで生徒たちに拷問に近い体罰で校罰した生徒のために地下牢が設置されている。初等部から高等部まであるが、中等部卒業後は外部進学する生徒がしばしば存在し、男吾も大文字学園高等部には進学していない。男吾の前にはさまざまな宿敵と出会い激闘しあう。小学生編の球技大会に一文字学園の宿敵として「大文字学園初等部」が登場するが、柄の悪い生徒も在学する中等部に比べ、比較的普通の生徒が多い模様で、直接の関係はないものと思われる。男吾が教師として紹介された瀬戸内海の小島『百戸島』にある私立小。良好な環境による徹底した管理学習を行うことで、全国指折りの難関校進学率を誇る名門であり、一部地元の小学生も通学している。当の男吾が担任したのは『落ちこぼれ』といわれていた3年9組であり、ここで約1年間教師を受け持つことになった。以下に紹介する神崎〜横田は全員、9組の児童である。大人になった男吾とその子供である男児の活躍が描かれた作品。コロコロ連載終了直後の1992年に別冊コロコロSPに書き下ろされた完結編(あまいぞ!男吾最終話)と、2002年に英知出版刊行の漫画誌『トラウママガジン』創刊号の読切として描かれた「だんじて!男児」がある。前者は作者が「第1話を描いてた時からこの作品のラストシーンはこうしようと心に決めていた。コロコロ連載最終回ではストーリーの流れ的に描けなかったが、その夢をこれで実現できた」と述べており、後者は連載終了から10年近く経過しているが、絵柄はほとんど変わっていない。主役は男吾の息子の巴男児で、ヒロインは奥田姫子にうり二つな美少女、岡田ヒロコ。他に男児のライバルである井成、デーブ3兄弟、そして男児の妹の乙女などが登場する。「だんじて!男児」は『トラウママガジン』掲載時には連載予定があったらしいが、出版社との都合によって読切に変更された。完結編はてんとう虫コミックス版16巻、および2002年の英知出版の復刻版3巻に収録された。2014年、夏のコミックマーケットにおいて「だんじて!男児」を収録した同人誌が著者のサークルより発行された。『男吾』のアニメ化は計画こそあったものの、実現までには至らず、シンエイ動画によるパイロット版が製作されたのみに留まった。製作されたのはかなり早い時期のようで、連載が1年すぎる前にはすでに出来上がっていたことが当時のコロコロの作者コメントから伺える。英知出版の復刻版において、そのセル画を見ることが出来る。復刻版発売が告知された当初は全4巻構成での発売が予告されたが、発売直前に全3巻に変更された。第2巻の初版発行分において、ページの抜けがあった(英知版2巻第2版P.786~787、およびてんとう虫版10巻P.62~63に該当)。第2版以降修正が行われた。初版本購入者からの交換を希望する声に応える形で、希望者にはページ抜けのあったエピソード一話分の小冊子を配布した(購入の証明として2巻の帯を編集部に送付し、確認後送った帯と小冊子が返送された)。

出典:wikipedia

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