青山 広美(あおやま ひろみ、本名未公表、1961年6月 - )は、日本の漫画家、漫画原作者。男性。宮城県仙台市出身。上智大学外国語学部ロシア語学科中退。以前は青山パセリ名義を使用していたが、現在は全て青山広美名義で作品を発表している。代表作に「トーキョーゲーム」「バード 〜砂漠の勝負師〜」「ギャンブルフィッシュ」など。小学生の頃から少年漫画や姉が買っていた少女漫画を読み、萩尾望都や大島弓子などの漫画家に影響を受ける。大学の漫画研究会への入会を期に漫画を描き始め、在学中の1980年代前半に青山パセリ名義で『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にてデビュー。同誌などに多数の短編麻雀漫画を執筆後、本人の長年の希望であった少女漫画執筆のために青山広美名義で『プチフラワー』(小学館)の新人賞(PFコミックスクール)へ「箱舟の朝」を投稿し佳作を受賞する。その受賞作が同誌に掲載され少女漫画デビュー。その後も何本か読み切りを執筆した。これと平行して青山パセリ名義での青年漫画も引き続き執筆していたため、1990年頃から1992年頃までは2つのペンネームを使い分けていたが、「パワーボムTHEATER」連載終了後に青山広美名義に統一した。青山広美名義にペンネーム統一後は『近代麻雀』(竹書房)、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)などに作品を連載し活動。近年は山根和俊などとコンビを組み、主に漫画原作者として作品を発表し続けている。なおアニメーターのSUEZEN(飯田史雄)と仲が良い。麻雀を中心としたギャンブル漫画を多く執筆する。この内「バード〜砂漠の勝負師〜」は麻雀漫画史上初めて、理詰めで絶対不可能とされていた「全自動卓による天和」のイカサマを描いた作品として名高い(現実世界でそれが可能かは別論として、理論的には証明された)。この作品で用いられた奇術トリックによる着想は、後の「ギャンブルフィッシュ」にも大きく活かされている。その一方で『プチフラワー』に掲載された何作かの短編漫画や「トーキョーゲーム」などの作品には、多くのSF要素が組み込まれている。また野球漫画や格闘漫画、推理漫画も執筆しており、作品におけるジャンルの幅は広い。またストーリーを作るのが好きと発言しており、何人かの漫画家に原作を提供している。元々「ダイヤモンド」は原作を担当するつもりだったが、適当な人物が見つからず自分で描く事になったという。未単行本化作品の内「真剣師MARIA!」「箱舟の朝」「おはよう」「月の都 銀の花」「夏至祭」「天使は雨の夜に」は、携帯コミックサイト『ケータイ★まんが王国』にて配信中。この他に『週刊漫画ゴラク』や『傑作麻雀劇画』などに掲載された短編が何作品か存在する。なお『ダイヤモンド』と『格闘太陽伝ガチ』は、コンテンツワークスが運営するウェブサイト「コミックパーク」にてオンデマンド印刷版が販売されている。
出典:wikipedia
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