三井住友VISA太平洋マスターズ(みついすみともビザたいへいようマスターズ)は、日本ゴルフツアー機構公認によるゴルフトーナメントの一つである。三井住友VISAカード、太平洋クラブ(2011年まで)、TBSテレビが主催、VJA、三井住友フィナンシャルグループが特別協賛する。毎年11月第2週に、静岡県御殿場市にある太平洋クラブ御殿場コースを舞台に開かれている。過去の大会では、1996年から1998年にかけてリー・ウエストウッド(イギリス)が大会3連覇を達成したことがある。2005年にはダレン・クラーク(北アイルランド)が大会連覇を達成した。2016年現在、賞金総額2億円、優勝賞金4000万円。優勝者には副賞としてBMWが贈呈されるが、アマチュア選手が優勝した場合は大会規定に基づき、賞金・賞品は贈呈されず、プロの最上位者に贈呈される。なお、ホールインワン300万円はプロ・アマ関係なしに贈呈される。この大会と、翌週の「ダンロップフェニックストーナメント」、そして翌々週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」の3試合を「インターナショナルツアー(International Tour)」と銘打って行われている(ちなみにその3試合はすべてTBS系列が放送している)。以前は3試合全部優勝した場合はグランドボーナスとして1億円、うち2試合優勝すればゴールドボーナスとして2000万円が贈呈され、グランドボーナス・ゴールドボーナスの該当者がいない場合には3試合のポイント合計で一番ポイントが高かった選手にポイントボーナスとして1000万円が贈呈される「インターナショナルツアー賞金」があったが、現在は廃止されている。ちょうどこの時期は欧米ツアーは実質オフシーズンであり、これまで多くの名選手が出場してきたが、近年は同週に中国で開催される欧州PGAツアー・アジアンツアー共催の「HSBCチャンピオンズ」にトップ選手が多く出場する傾向がある(近年のトップ選手はこの時期は「HSBCチャンピオンズ」と翌週の「ダンロップフェニックス」両方もしくはどちらか一方に出場している場合が多い)。2008年については有力招待選手はトレバー・イメルマンと今田竜二の2名にとどまり、こうした上述の傾向に歯止めをかけることができなかった。2012年1月に主催者の一つである太平洋クラブが民事再生法を申請して再生手続きに入ったことからスポンサー・会場の変更を含め、大会が実施されるかどうか懸念されていたが、名称と会場はそのままながら、太平洋クラブが主催から撤退する以外は予定通り開催された。なお、三井住友カードと太平洋クラブとは、旧住友銀行の関係により遠縁である。平和相互銀行を参照。テレビ中継は、大会を主催するTBSの製作で、3日目・最終日をTBS系列28局ネットで放送する。過去には、大会2日目をTBSローカルで放送した年もある。またBSデジタル放送のBS-TBSでも2日目から(年によって初日から)中継を行うほか、2011年はCS放送のTBSチャンネルで、予選ラウンドの中継も行う。更に、本選の前日に行われるプロ・アマトーナメントを、TBSと静岡放送にて放送する。2010年には、ゴルフネットワーク「LIVEスペシャル(現在はとことん1番ホール生中継)」が放送された。この男子の大会と同様に、三井住友カード(VISAジャパン協会)・太平洋クラブ・東京放送の主催により日本女子プロゴルフ協会公認の女子プロゴルフトーナメントも1998年から開催された。男子の大会とは異なり、会場を固定せずに行われていたがわずか3回開催されただけで2000年をもって打ち切りとなった。2000年実績、賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円。本大会終了後の2001年は太平洋クラブ単独で大会名を『太平洋クラブレディースレーベンカップ』に変更して開催したが、その年限りで終了している。
出典:wikipedia
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