『Maru-Jan』(マルジャン)は、シグナルトークによって制作されたオンライン麻雀ゲームである。プロジェクト・ファイナンスによる資金調達で話題を集め、「究極のオンライン麻雀ゲーム」を目指して開発された。2004年4月26日のリリース後、既に数十万人の会員を集め、現在ではほとんどの国内大手ポータルサイトで公式コンテンツとして採用されている。2014年8月8日にiOS版が、2015年4月14日にAndroid版がリリースされた。本作は「徹底したリアル志向」を最大の売りとしている。グラフィック・サウンド・プログラム全てが実在の全自動麻雀卓を参考に制作されており、実際に麻雀卓を使用して麻雀に興じているような感覚を楽しめる。特に雑誌や情報サイト等の紹介で取り上げられることが多いのは、「洗牌時の牌の偏り」である。全自動麻雀卓による洗牌は一見すると均等に牌が分散されている様に見えるが、実際には牌の並びにある程度の偏りが生まれることになる。例えば、牌を落とすときに、先に落とされた牌が下山に積まれやすいと言われるのも、全自動麻雀卓の山を積むメカニズムが関係している。本作ではそうした牌の偏りをプログラムで再現することを目指している。Maru-Janにはありありルール・割れ目ルール・三麻ルールの3種類がある。以下、共通ルールと個別ルール。※槓ドラは即乗り(槍槓時も含む)東風戦に「体験卓」、「標準卓」、「高速卓」、東南戦に、「標準卓」、「高速卓」が用意されており、卓によって打牌の制限時間が異なる。それ以外にルールが異なる、割れ目卓、三麻卓、丸雀プロリーグ専用卓がある。2016年9月からポイントを賭けて対局できる「ロイヤル卓」が公開された。プレイ中、理牌の手動・自動の切り替えが可能。自動にすれば手牌が見易くなるが、牌を取り出した位置や挿し込んだ位置から自分の手牌を相手に読まれてしまう可能性がある。反面、手動では理牌に手間がかかるが、「小手返し」といった技法を再現することも可能で、相手に対する目眩ましができる。プレイ中、キーボードのCtrlキーを押しながら打牌もしくは副露をすると通常よりも勢いよく牌を卓に打ちつける「強行動」ができる。また、逆にShiftキーを押しながらの「弱行動」も可能。これらの機能は効果的に使用するとゲーム進行にメリハリを付けることができるが、過度の使用はマナー違反行為と捉えられる場合があるので利用するプレイヤーはあまり見られない。プレイ中、鳴きのあり/なしの選択に加えて、鳴きたい牌の指定ができる。鳴き指定をすることで、鳴きたくない牌でいちいち鳴き表示が出てツモが停止することがなくなるので、自分の手牌の構成が読まれにくくなる。赤牌のみ鳴くといった細かい指定も可能。過去に自分が体験した対局を振り返ることができる機能。他プレイヤーの手牌や、山牌まで見ることができ、好きな場面で停止ができるので、じっくり牌譜の研究ができる。時には一定の条件(特定の役、もしくは牌でアガる等)を満たしている牌譜ファイルを公式サイトから送信することで賞品がもらえるイベントもある。Maru-Janのウィンドウを最大化して表示できる機能。テレビなどに接続してこの機能を使うことで、大画面での対局を行える。PCの解像度によっては最大化できない場合もある。※Maru-Janではフルスクリーンを標準設定としている。対局が終了した後、同じ面子で対局をしたい時に、「続行」ボタンを2度押すと、続行マークに炎が灯る。再戦を強く希望する時に活用できる。打牌選択時に手牌の上を除く卓内で右クリックを押すと、ツモ切りできる。個人の勝率、役別のアガり数、和了率、放銃率、各イベントでの成績など多岐にわたって非常に事細かに記録されている。月ごとの個人成績を競い合うイベントも開催されている。なお、この成績は一部の項目を除いて年度毎にリセットされる。登録時は20級からスタートし、対戦での順位や対戦相手の段位によって雀力が貯まり、一定の雀力に達すると昇級することができる。十級以上の段位になると雀力は減少することもあるので、実力の高い人しか高い段位に上り詰めることはできない。段位の記されたプレートは、昇級(段)するたびにデザインが変わる。『丸雀プロリーグ』にて所属しているリーグに応じたプレートが表示される。常に好成績を収めなくては上位のリーグに所属できないので、段位に比べ実力が反映されやすい。ゲームでの着順に応じて、一定数のフラッグが増減する。フラッグはやや減りやすく設定されているため、フラッグを多く持っているプレイヤーは強いということになる。ゲーム中、メンゼンでのあがりに発生するご祝儀。出あがりならロンされたプレイヤーから、ツモあがりなら全員から、一発役と赤ドラ、裏ドラ1枚につき雀貨が1枚支払われる。得た雀貨は様々なことに使用できる。麻雀の打ち筋を6つの要素から分類。直近50戦の結果から各プレイヤーの打ち筋に応じた動物が表示される。6つの要素のうち一番ステータスの高いもので動物の表示を決定する。優秀な数値を記録することで絵が変化する。実力の絶対的な指標となる数値。麻雀以外にも様々な競技で採用されており、麻雀では分かりづらい客観的な強さが分かる。Rtは1500からスタートし、対局で増減する。実力の高いプレイヤーほど、Rtは高くなる。500種類以上ある称号を集めて装着できる機能。称号は手役をあがった回数やイベントでの成績などに応じて様々な場面で獲得できる。今後も順次追加。公式イベントは曜日別・週間・月間・年間とあり、ほぼ毎日何らかのイベントが行われていることになる。都道府県別での成績を競うイベントや季節に合わせた時事的なイベントなど種類は多彩。また、ユーザー有志による独自のイベントも行われており、それに対して運営側もシステム的なサポートを行うといった出来事があった。最高位戦日本プロ麻雀協会公認のリーグ戦。2週間で成績を競い、昇格を目指す。プロ雀士が50名以上参加表明をしており、これだけ大規模にプロの参加があるイベントはオンライン麻雀の世界では非常に稀である。「全国麻雀試験」とMaru-Jan 3戦の総合点を競う、週間イベント。月曜12時から日曜0時まで開催。麻雀知識と実力の両方を併せて競う麻雀イベントは日本初。~麻雀すれば、旅になる~をモチーフに、対局を重ねるごとにすごろくのように全国を旅する旅行マップが更新される。温泉旅行が当たる企画や場代ポイントがもらえる日本一周賞がある。「ロイヤル卓」では、ポイントを賭けて対局を行う。1位の人はゲーム代を超えるポイントを獲得できる。4位の場合は支払いの上限が各卓の入室条件のポイントになるため、安心して対局することができる。ロイヤル卓で遊ぶには、入室条件に記載されているポイントを保有している必要がある。Maru-JanをiOS/Androidで遊べるオンライン麻雀ゲーム。操作は、指で牌を触って動かせる、タッチだけの操作。指先で牌の並び替えもできる。牌はPC版の1.8倍のサイズ。PC版で開催されているイベントにも参加できる。賞金総額1,000万円・参加費無料の、史上最大の麻雀競技会。参加者全員に、全国での麻雀の強さの共通指標となる「全日本ランク」が授与される。予選、準決勝、ファイナルの3ステージに分かれており、予選はMaru-Janにてオンラインでの対局を、準決勝とファイナルはリアルでの対局を行う。第4回では、友達同士で戦って代表者を決め、2次予選から参加できる「友達部門」を新設した。参加費無料・連勝数を競う麻雀大会。連勝に応じて賞品を獲得できる。4連勝でJCBギフトカード1,000円分、5連勝でJCBギフトカード5,000円分、6連勝で富士通ノートPC、7連勝でJCBギフトカード10万円分を獲得できる。ただし、賞品獲得できるのは各連勝数ごとに先着100名まで。Maru-Jan公式サイトでは、ゲームをプレイする以外にも様々なコンテンツが提供されている。須田良規プロ、土田浩翔プロの書いた麻雀コラムを読むことが出来る。プロとはプレイヤーとして対戦できることもある。初級~中級者向けの、麻雀講座。叱狩打男(シッカリウツオ)というキャラクターが、毎回異なるテーマで麻雀のテクニックを解説する。打ち方に悩んだときに、牌譜をつけて送ると他の利用者からそのポイントで自分ならどう打つか、投票形式で考えてもらえる。また、自分自身が他のプレイヤーの投稿した牌譜に投票・コメントをすることもできる開発スタッフや麻雀プロが自身でゲームをプレイしながら麻雀の解説をする番組が生中継される。解説者を通してではなく、自分の手を自分で解説することで、対局中の思考を知ることができる。過去の放送はMaru-Janホームページから閲覧できる。全国での麻雀偏差値を測定できる、日本初の総合麻雀試験。パソコン・タブレット・スマートフォン(一部非対応)から無料でプレイ可能。プレイに応じてMaru-Janの場代ポイントに変換できる試験ポイントが獲得できる。東風戦1ゲーム80ポイント、東南戦1ゲーム150ポイント、三麻1ゲーム100ポイント。丸雀プロリーグでは200ポイントとなるが、2位でも100ポイント返還されるなど、より着順争いが厳しくなる。また、ロイヤル卓では、1位のゲーム代の返還はないが、1位になることで場代を超えるポイントを獲得することができる。ポイントは通常、以下の単位で購入できる。なお、一位になると無料でゲームを続行できる(続行しない場合はゲーム代が返還される)。※ポイントは、一位になること以外でもイベントに参加して良い成績を残すことでも受け取れる。金額などは2012年8月現在
出典:wikipedia
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