オーシャンステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「夕刊フジ賞 オーシャンステークス」と表記される。競走名の「オーシャン()」は、英語で「大洋」「大海」「海洋」という意味。夕刊フジは、産業経済新聞社が発行する夕刊紙。同社より寄贈賞の提供を受けている。正賞は夕刊フジ賞。本競走はスプリント距離である1200mの重賞で、例年3月上旬に行われている。古馬によって争われ、3月下旬に行われる春のスプリントGI競走である高松宮記念の前哨戦に位置づけられている。1996年に、中山競馬場で4歳(現3歳)以上の馬によるオープン特別(芝1800m)として創設された。翌年には施行時期を6月中旬から現在の3月初頭に移し、出走資格を混合・指定の5歳(現4歳)以上に、負担重量をハンデキャップ、施行距離を芝1200mに変更。1999年は準オープン(1600万下条件)に格下げされたが、翌2000年には再びオープン特別競走に戻り、負担重量が別定戦となった。2006年に中央競馬の短距離重賞路線が再整備され、これに伴って国際競走(GIII)に変更されたほか、高松宮記念の前哨戦として位置付けられた。本競走は、グレード競走に昇格する前の2005年から国際競走となり、4頭まで外国調教馬が出走可能となった。さらに2009年には外国調教馬の出走枠は8頭に拡大した。2006年から2014年までの時点で、実際に出走した外国調教馬はいない(各回競走結果の出典参照)。競走の格付けはグレード表記が行われた2006年からGIIIだったが、2007年に日本がパートI国に昇格したことで「G表記」をすることができなくなり、「JpnIII」の表記が行われた(競馬の競走格付け#日本特有の用語や格付け参照)。2009年からは国際格付けが認められ、「GIII」となっている。以下の内容は、2016年現在のもの。出走資格:サラ系4歳以上負担重量:別定本競走の1着馬(中央・地方の所属は不問)には高松宮記念への優先出走権が付与され、地方競馬所属馬は2着までに入着すると高松宮記念への優先出走権が与えられる。2015年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円。距離はすべて芝コース。優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
出典:wikipedia
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