嵐（あらし）は、日本のプロレスラーである。初代（現・大黒坊弁慶）と2代目（本名・高木功）の2人がいる。現行の嵐は2代目である。1994年、天龍源一郎が率いるプロレス団体WARにおいて、相撲出身レスラーから構成されるチーム「相撲軍団」の一員である覆面レスラーとしてデビューした。正体は、現在大黒坊弁慶を名乗る小谷一美。天龍源一郎等との抗争で、高い人気を誇った。しかし、同年後半に同団体を退団。以降は、別のリングネームを名乗っている。翌1995年、同団体に覆面レスラーの嵐が単独で再登場する。この時の正体は小谷ではなく、元全日本プロレスの高木功であり、2代目嵐となる。その後、覆面を取り、リングネームを変えずに素顔で活動するようになる。様々な団体への参戦を経て、2001年から古巣の全日本プロレスへ再参戦・再入団する。アジアタッグ王座奪取や、武藤敬司とのコンビで世界タッグ王座を奪取し5回の防衛を重ねるなど、同団体の中心人物の一人として活躍。しかし、2006年に大麻不法所持の容疑で逮捕され、同団体から解雇・永久追放処分とされる。2007年に藤波辰爾率いる団体ドラディションにおいて、本名の高木功のリングネームでプロレスラーとしての活動を再開した。2008年にリングネームを再び嵐とする。

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