伊万里市(いまりし)は、佐賀県の西部にある市である。かつて伊万里港から積み出しを行っていた磁器(伊万里焼)で有名である。佐賀県の西部、佐賀市の西約50kmの場所に位置しており、伊万里川と有田川が流れ込む伊万里湾を東・南・西の三方から囲む形で東松浦半島南西部と北松浦半島南東部を市域とする。市域西部の北松浦半島地域では長崎県と接している。東部は低い丘陵地である。中心市街地は市域南部の伊万里川河口付近にある。伊万里市市制施行前の伊万里町にあたる10町は伊万里市○○町という住所表記を用いており、それ以外の地区は、合併前からの大字を引き継ぎ伊万里市××町○○という住所表記を用いている。なお、旧伊万里町にあたる9町(蓮池町以外)は、市制施行と同時に大字から町に変更している。なお、蓮池町は、湿地の埋め立てにより1957年に新たに発足した町である。江戸時代は有田・波佐見・三川内といった周辺地区の陶磁器の積出港として栄えた。肥前の磁器は、積出港の名から「伊万里焼」(今利焼)と称され、"Imari"の名は輸出先のヨーロッパにも知られた。積出港だけでなく、現在の市域にある大川内山にあった鍋島藩窯では将軍・朝廷などへの献上用として最高品質の磁器(鍋島焼)が生産されていた。明治時代から昭和30年代までは石炭の積出港としての役割を持っていた。2015年5月19日の臨時議会において議長選は全議員による投票の結果、盛泰子と笠原義久が12票で並んだ。このため地方自治法の規定に基づきくじ引きが行われ、盛が選出された。佐賀県内で女性の市議会議長は初めて。伊万里市から選出される佐賀県議会議員の定数は3議席である。出先機関出先機関伊万里港に近い地の利を活かし、工業団地の整備が進められている。また陶磁器生産も大川内山のみならず市内あちこちで行われている。農業は米・万能葱(小葱)・蜜柑・梨(とくに南波多、大川地方)・葡萄(巨峰、ワイン原料にも利用されている)が盛ん。牛肉は“伊万里牛”ブランドとして福岡を中心に全国的にも知られている。ケーブルテレビ経由で福岡県の放送局が視聴できる。伊万里市は放送局が3局しか視聴できないので、ケーブルテレビの加入率が90%と非常に高い。ラジオ第二放送は隣接県の局を受信している。統計はすべて2010年10月1日の第19回国勢調査のもの。自動車教習所最寄り空港は佐賀空港、福岡空港または長崎空港。※中心となる駅:伊万里駅※一部乗合タクシーあり※運行は西肥自動車に委託
出典:wikipedia
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