高宮郡（たかみやぐん）は、広島県（安芸国）にあった郡。1878年（明治11年）に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。現在の安芸高田市のうち、八千代町、吉田町、美土里町、および高宮町来女木にかけての領域。中世までに高田郡に吸収されて消滅した。なお、かつて広島県には「高宮町」が存在したが、この高宮町の町域と近代高宮郡の郡域は全く一致しない。高宮町は古代高宮郡に由来し、高田郡に属した。現在は安芸高田市の一部である。1664年（寛文4年）に安北郡が改称して成立した。1898年10月1日に沼田郡と統合し、安佐郡に移行した。こちらは現在、全域が広島市になっている。

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