池坊 専慶（いけのぼう せんけい、生没年不詳）は、室町時代中期の京都頂法寺（六角堂）池坊の僧侶。小野妹子の末裔とされる。文明年間、立花（りっか）の上手として有名となり、京都東福寺の僧月渓聖澄による「百瓶華序」によると池坊の流祖とする。禅僧雲泉大極が記した「碧山日録」によれば、寛正3年（1462年）、侍所頭人京極持清に招かれて金瓶に草花数十枝を挿し、洛中の好事家が競って見物したという。

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