セベロクリリスク()は、千島列島北部のパラムシル島にある町。セヴェロクリリスクと表記されることもある。ロシア連邦サハリン州に属する。日本統治時代(1875年 – 1945年)の柏原(かしわばら)にあたる。日本統治時代の詳細については、「柏原」の項目を参照すること。また近年気象通報の通報地点になっている。セベロクリリスクは、千島列島北部のパラムシル島の北東部にある町で、北クリル管区の行政上の中心地である。北緯50.683333度、東経156.116667に位置している。町の人口は、2,487人(2014年人口調査)。1875年から1945年までは日本が統治しており、町は「柏原」という名前であった。1945年、ソ連が占領し、1947年には、サハリン州に編入された。1952年11月4日に発生したカムチャツカ地震では、地震後に町を襲った津波によって2,336名もの死者が出ると共に、通信施設などに甚大な被害を受けた。1994年、北海道根室市と提携を結び、姉妹都市となった。夏は冷涼で20度を超えることも稀だが、冬は高緯度の割に暖かく、-10℃を下回ることは多くないが、雪は多い。日本統治時代から漁業の基地であり、現在も港湾施設の一部には日本時代の防波堤などが残る。老朽化した埠頭の改良工事は1990年代以降から課題となっており、ロシア連邦の開発プロジェクトにも取り上げられるが、2009年現在も完成には至っていない。港は漁船の基地となっている。1980年代まではサケ・マスの捕獲、捕鯨の基地として、1990年代以降はクジラに代わってズワイガニを捕獲する船の基地となっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。